ノウハウ

読書はアウトプットが99%

「本は読む(インプット)だけでなく、『アウトプット』することでもっと血肉となる」(引用)

本書は、読書で付加価値をつけるための読み方とアウトプットの方法について説明しています。

アウトプットには、「話す」「書く」「行動する」の3つになります。
これらを繰り返し実践することで、読書をしてない人と比べると、気づいた時には雲泥の差になるでしょう。

本書を通じて私が実感している、
読書のアウトプットで効果が期待出来るものは、2点あります。

ひとつめは、良いと思ったおすすめ本の概要と感想を書くことで要約力がつくことです。
要約力は、仕事をする上で大変重要なスキルと感じてます。
日々たくさんの仕事を抱える場合、瞬時にポイントや要点をまとめる力は、仕事の質にも影響します。
このスキルは、本を読む→読後に感想を書くという作業で養うことができるのでおすすめです。

ふたつめは、アウトプット前提で本を読むとただ読んでる時と比べてインプットの質が格段に変わります。
ただ読んで終わりではなく、ブログで書評を書くことを始め、良い本は人に説明する、読んだ後に必ず1つは実践してみるなど、
何かしらアウトプットを意識して読むと頭に入っていく内容も変わっていくと実感できます。
漠然と読んでるだけでは、一時的に感銘を受けた内容も、時間の経過とともに忘れてしまうことが多いです。
そのため、はじめに目的を決めて、読んでいる間もアウトプットするのはどういうところか考えながら読み、最終的に文章にまとめるという作業をするのが良いです。漠然と読んでるよりも数倍頭を整理することができます。

私はこのような書評ブログを書く前は、読書後ノートやワードにて、本の感想や学び、実践することを書いてました。

読書後にアウトプットをして成果を得る。
ぜひその感覚を手に入れるために本書を読んでほしいです。
本は最高の自己投資であり、一番身近なメンターであると思っています。

以下、タメになった部分をピックアップします。
・要約力(話の要点を瞬時に3〜5つのポイントにまとめるスキル)を鍛えなければビジネスの世界では成功できない(P26)

・自分に役立ちそうな項目だけを選んで読めばいいのです。アウトプットできそうなところを選んで実践するなら、十分その本を理解したことになります(P50)

・読書も習慣化して、自分のルーチンにしてしまえば、毎日苦もなく本を読めるようになるのです(P82)

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