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就活時代、不合格を30社もらった僕だからこそわかる大事な心構え【知っておくと雲泥の差です】

新卒の就職活動は、昨年のコロナ影響によりリモートワークでの活用が増えているようです。

 

現在は、一部を除いては、3月から採用情報が解禁し企業のエントリーが開始され、

6月から選考が解禁され内々定が出始める流れのようですね。

 

 

 

 

私の就職活動を振り返ると、

前年度の12月くらいから会社説明会がスタートして、

その後一般的な流れだと、エントリーシートを書いて、無事審査が通ったら、適性検査を受け、

面接という順番で、早い人であれば、4年生を迎える前に内定が決まる人もいました。

 

 

そんな就職活動ですが

早く決まった、俗に言う勝ち組は、残りの大学生活がウハウハ気分だったのですが、私は大苦戦しました。

 

 

今日はそんな大苦戦した就職活動時代を紹介したいと思います。

 

私の就職活動はどんなものだったかというと、

行きたかった企業はほぼ落ちて、

いっときどうでもよくなり、

やる気も失せ、

何度も不採用通知を見るたびに人格否定をされているようで、

自暴自棄に陥った状況でした。

 

 

 

 

これマジです。。。

 

不合格通知をもらったのはかれこれ30社程度。。。

 

大学4年生の夏になり、

周りの友達は次々と内定が決まり最後の夏休みをエンジョイしているなか、

自分は決まらず落ち着かない生活が続いてました。

 

 

グズグズしていても仕方がないので、
求人が出た会社に立て続けにトライするも中々決まらず。。。

 

 

やっとのこと、12月に今の会社に内定をもらい、就職浪人はせずに社会人に滑り込むことができました。

 

当時は、就職活動に苦戦し、

「残りの大学ライフが台無しになってしまった」なんて考えたこともありましたが、

今になって思うと、非常に良い経験だったと感じています。

 

 

そんな自分の就職活動の体験を通じて、得た気づきを紹介したいと思います。

さらに、僕は現在大企業の人事担当として働いていますので、そちらの視点でもアドバイスができるため知っていると雲泥の差になるのでお得だと思います。

 

 

不合格を30社もらった僕だからこそわかる大事な心構え

激戦区な会社が良いとは限らない

社会人になってから、他業界の方と知り合いたくさんの情報を得ているうちに、

自分が入りたかった会社(面接で不合格となった会社)の実態はものすごい悲惨なものだったことがわかりました。

 

また、私が受けた会社の中には、その後2年で潰れたところもありました。

 

こう振り返ると、
就活生の人気企業と実際の仕事の実態はだいぶギャップがあるかなと感じています。

 

ちなみにですが、早い段階で内定が決まった友達の半分以上は、社会人になってから5年以内で離職しています。
それらは、どこも大企業と言われる会社でした。

 

何が言いたいのかというと、自分が入りたいって強く思っている会社も実際入ってみれば、全然違ったってことも十分あり得ます。

 

憧れの会社を持つのは良いことだし、その時点でしっかりとしたキャリアイメージがある人はもちろん目指していいと思いますが、
だからといって、受けて不採用でもその会社ばかりに執着せず次々と面接受けて縁のある会社と巡り会えたらといいのかと思います。

 

あと、社会人になってスキルを磨いてから再度行きたい会社に挑戦して入っている人も知っています。そういう道もあるので、あまり執着せず取り組むといいと思います。

 

 

たくさん面接を受けることで、会社の実態を探れる

たくさん面接を受ければ受けるほど、いろんな会社の実態を探れます。

 

中には、会社の会議室などで面接を実施するところもあるので、事務所の雰囲気を把握することもできます。

 

そして、面接の時は最後に質問を受け付ける時間があるので、その時に知りたいことをいろいろと聞いてしまえば、

そこの会社の風土や文化はこういうものなんだとある程度把握することができます。

 

私は、途中から面接にも慣れてきて、共通の質問項目を作り、予め企業の実態を把握するため、必ず質問をしてました。

 

なぜ、これが良いのかというと、社会人になると、相手企業の会社実態について、細かい内部事情まで把握することはなかなか難しいからです。

 

多少おかしい質問をしても、まだ社会人経験のない学生なので、おおめにみてもらえます。

そして、これは今僕が人事担当をやっているので実感できることですが、

外部の方には基本情報を隠したがる傾向になりますが、これが新卒の就活生となったらかなり気持ちが緩みます。

 

なぜなら、会社側は若く将来性のある人材を重宝するからです。

少しでも会社に興味を持ってくれる人には、何かしら情報を与えようと懸命になります。

 

たとえば私は、以下のようなことを中心に質問していました。

 

・HP見て不明なところ全般
・御社で社員に一番強く求めていること
・中長期の展望や目標
・学生期間のうちに用意しておくべきこと
・現在1番力を入れている分野

ある程度、会社のカラーが分かります。

そして、会社の実態を少し把握することもできます。

いろんな話をすると人事担当の人間性なども分かってくるので、一概にはいえませんが会社の雰囲気も分かってくると思います。

せっかくの面接の機会は、企業のリサーチにあてると視点が変わります。

 

 

度胸がつく

ほんの数社受けてすぐに内定が決まった人と、

数十社も受けてようやく内定が決まった人とでは、

すでにこの時点で、後者の方が場数を多く踏んでいます。

 

 

 

 

これは、見方を変えれば大学生のうちに、

会社の人事担当者あるいは役員の方へ自分を売る一種の営業行為を経験でき、

すでに社会経験を他より多く積んでいるということにもなります。

 

学生のうちにこの経験を増やせるのは非常に重要で、

度胸を養うことができ、社会人になる前に自分を売り込む予行練習を先にしているという貴重な経験です。

 

中には、圧迫面接で否定されたり、卑しめられたり、甘く見られたり心が折れる場面に遭遇するかもしれません。

 

でも、
めげずに取り組んだ経験は、あとあと仕事でつらい目にあったり苦労する場面でも必ず乗り越えられるきっかけになります。

 

 

さいごに

以上、私の就職活動体験談のアドバイスです。

 

さいごに、

あの大変だった就職活動を乗り越えて、はれてサラリーマンになれたからこそ、

その後のサラリーマン生活では、

会社の仲間と楽しく飲みに行ったり、

BBQしたり、

キャンプしたり、

合コンしたり、

パーティーしたり、

旅行したり楽しい思い出を増やせたのかなと思います。

 

だから、今までの頑張りは決して無駄ではないのかなと感じてます。

 

 

今、就職活動で苦労されているあなた!

それはちゃーんと今後にとって必要なことですし、

その経験は必ず活かされる時がくるので、前向きに取り組んでほしいです。

私が経験したことなので強く言えます。

 

それに今は、組織に所属というよりは、

個人のスキルをつけてフリーランスで活躍する人も増えてますので、

そういったスキルをつけるために一時的に会社に入るっていう考えもありだと思います。

 

就職活動を成長の糧にしましょう。

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