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2020年現在、サッカーJ1の歴代最多出場選手はどなたか分かりますか?

それは、今回紹介する本の著者「遠藤保仁」選手です。

遠藤選手といえば、コロコロPKで有名です。
私もサッカー経験者ですが、最後までキーパーの動きを見て重心の逆側を蹴るというプレーは中々成せる技ではありません。

代表の試合でも何回か観ましたが、ほんとすごいなって思います。
(コロコロPKを編み出したいきさつも本書で紹介しています。)

本書を読んで、
遠藤選手の良いところは、自分のやりやすいマイペースな部分を持っているところではないかと思います。

力を最大限発揮するために、自分がこうしたら良いと感じたことをありのままに表現しているからこそ、日本代表・Jリーグで結果を出せていると感じられました。

そして、遠藤選手のサッカースピリットは、仕事でも当てはまることが多いので、参考になったところを紹介します。

◯基本が重要
サッカーでは「止めて、蹴る」この基本が重要だと説明しています。
上のレベルに行けば行くほどプレッシャーが早くなるので、こうした基本的なところがしっかり出来るか出来ないかでプレーの質に大きく影響します。

仕事に当てはまると、
・期日を守ること
・数字や文字の間違いなどケアレスミスをなくすこと
・報連相を怠らないこと
・身だしなみを整えること
・わかりやすく説明すること

・健康に留意すること
・学ぶ姿勢を怠らないこと
など、当たり前といわれる基本的なことをちゃんとできないと、大事な契約や交渉、会議などでついボロを出しかねないと感じました。

◯苦しさを経験として活かす
遠藤選手は、同世代が活躍のシドニー五輪では落選、オーバーエイジ枠で入った北京五輪では「ウィルス感染症」で辞退という、大舞台のチャンスをものに出来なかった悔しさがあったようです。

ただし、この悔しさのおかげで、自分のモチベーションを上げてよりレベルアップするための意識を上げることができたこと、
さらに、このような経験が、試合に出られない選手の気持ちや我慢することの大切さを学んだと教えています。
仕事でたとえても似たようなことはたくさんあると思います。
・同期や後輩が先に出世した
・どんなに努力しても、ライバルに勝てない
・周りと比べて自分はものすごい環境の悪い条件で仕事をして不公平
・嫌なあいつばかり上司は評価する
など、悔しい思いをすることはたくさんあると思います。
こうした時に、この経験を忘れずにモチベーションとして奮起できるか、ふてってしまうかで次の結果の大きな分かれ目になるでしょう。
また、このような経験があればあるほど、幅が広がり部下や後輩へも厚みのある指導ができると思います。
◯トライしていく
遠藤選手は、いつも「ミスしてもしょうがない」と思ってプレーしているようです。
04年のコンフェデレーションカップのコロンビア戦では、自身がボールを奪われそのまま決勝ゴールに繋がった苦い経験もあるようですが、だからといってミスを恐れて、安全なプレーはしないことを心がけているようです。
そうやってミスから経験し質を上げていかないと、高いレベルの試合では通用しないからです。
仕事でも同じで
・怒られるからしない
・みんなに馬鹿にされるからしない
・難しくて自分にはできないからしない
といった状態だと成長はストップしてしまいます。
トライして、トライして、どんどん、どんどん経験値を上げていくと質が上がっていきます。そうすると、仕事のスキルも高まり、やがてその道のエキスパートになっていくものと思います。
◯メンタルを鍛える
上のレベルで結果を出していくためには、メンタルの重要性を上げています。
遠藤選手は、鹿児島実業高校時代の厳しい練習が自分のハートを強くしている源であると伝えています。
仕事に例えると、わたくしも厳しい上司や環境の下で鍛えた経験があるから、辛い状況やここぞという時になったら自分を奮い立たせるものがあるのかなと思いました。
おそらく、ゆるい環境のままでは、こうしたハンガリー精神は中々芽生えないのかなと思っています。
そのため、メンタルを強くしていきたいなら、今厳しい環境にある人は絶好の機会だと思い、今がそうでない環境にある人は自分自身を多少追い詰める状況を作った方が良いと思います。

単にサッカー話しだけでなく、結果を出すために必要な成功哲学が学べる本です。
(代表エピソードも満載なので、それだけでも楽しめますが)

プロサッカー選手の成功哲学を学びたい人はぜひ読んでみてください。

以下、タメになった部分をピックアップします。
・パスは失敗して「当たり前」と思っていないとダメだし、トライすればするほど失敗の確率は減っていく。仕事でも最初からなんでも成功することなんてありえないし、失敗から人は学んでいくものだ。(P83)

・目前のことをしっかりできない選手が、先のことなどできるわけがない。試合で感じたものは、試合の中で実践し、その場で自分の血肉にしていく。(P112)

・監督が代わる中、常に日本代表に生き残るためには、監督の好き嫌いを超越した「使いたい」という選手になることだ。(P174)

・「別に失敗してもいいし、失敗してもその後どうしたらいいのか考えればいい。人間だからミスしても仕方ない。ちょっとしたミスぐらいで何をガタガタ言ってるんだ」って思えるようになった。そうした気持ちを持つことは、サッカーでは非常に重要だ。(P183)

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