本書は私の座右の書「レバレッジ・リーディング」の著者になります。
紹介する本は、思考法や戦略・マーケティングなどビジネスの実用系が多いですが、本書のようなクリエイティブな内容の本もビジネスにおいて大変参考になります。
・一生懸命働く
・周りの期待に答える
・迷惑なことをしない
・和を大切にする
・人のためになることをする
どれも素晴らしいことだと思います。
ただ、これらばかり気を取られていて、自分は本当はどうしたいのかを忘れてはいけません。
表面的なところばかりを求めて、気がつけば自分は何を目指していたんだろう、てことがないように、本書では、自由に、そして自分だけの道を歩んでいけるように59個のレッスン項目としてアドバイスが書かれています。
本書を読めば、ニュースや大勢の意見などに惑わされることなく、自身の価値観を持つきっかけになると思います。
内容も読みやすく、59個のレッスン項目で1つでも取り入れてみると環境がきっと変わるでしょう。
個人的には、Lesson25の「別の仕事をすると『できるやつ』になる。」が大変参考になっています。
私は、転職の経験はありませんが、全く畑違いな複数での部署異動の経験があり、これが非常に貴重な経験として、現職でも活かされていると実感してます。
他にも、自由に生きるためのヒントがたくさん書かれていますので、オススメです。
以下、ためになった部分をピックアップします。
・仕事も、遊びも、ライフスタイルも、根本から壊すことによって、結果的に自分ができることの領域をもっと広げることになる(P39)
・外部の人と会って話を聞くとなぜいいか。
それは知りたかったことを聞けるのではなく、「知ろうともしなかったこと」を聞けるからだ(P84)
・経験は「させられるもの」ではなく、自分で選んで、育てていくものだ(P147)