2021年読んだおすすめ本 コミュニケーション・人間関係

トークスキルの磨き方

あなたはトークに自信がありますか。
初対面の人とも分け隔てなく喋れますか。
人を笑わせるのが得意ですか。

 

本日ご紹介する本は、
YouTuberとしても
有名なメンタリストDAIGOさんです。

 

超トーク力 心を操る話し方の科学

 

DAIGOさんは、
会話を上達させる変化の秘密について、
それは話し方の科学であると説明しています。

この本を読んで、試してみると、あなたに対する周囲の人たちの反応が劇的に変わっていくのを実感できるはずです。
その効果は一生持続します。(引用)

 

会話力をつけるためには、

科学的な話し方を知る

話し方が変わり、人間関係が円滑になる

コミュニケーションに自信が持てるようになる

自信が余裕と魅力を生み、
話す言葉と内容に説得力が増していく

 

このサイクルを回していくと、
トーク力に上達が見え始めます。

では、
各章ごとに勉強になったポイントを紹介します。

 

1章 会話スターター

雑談こそ大事

雑談こそうまく会話を進めていくための
最もたる手段であります。
そこで、良い雑談をしていくために、
本書では「会話スターター」がご用意されています。
「会話スターター」とは、
DAIGOさんが話し方を学んでいる時に知った研究事例のひとつで、盛り上がる+印象に残る雑談の種類のことを表しています。
まずは、この会話スターターの公式に当てはめて会話を進めていくと、最初のステップの雑談がうまくいきます。

 

2章 ストーリーテリング

説明と説得

説明と説得スキルをつけると、
周囲からの評価が上がります。
そして、このスキルをつけるだけで、
知識はそのままでも、
周囲の見方が大きく変わっていきます。
そこで、重要になるのが、
「ストーリーテリング」です。

「ストーリーテリング」→相手に伝えたい内容を物語化して話すことで、強く印象づけ、記憶に残す手法

 

納得させるストーリーが出来上がれば、
説得力も上がります。

これは、単に本書で書かれている手法を加えるだけで効果が上がるので、やってみる価値があります。

その手法形式は、
「CARフレームワーク」です。

C→コンテクスト 文脈
A→アクション 浮き沈み
R→リザルト まとめ

 

この3つの要素をもとに話を
組み立てていきます。
特に大切なのが、Cのコンテクストです。
ここで、話しの背景となる情報を伝えることで会話に魅力性を上げていきます。

説明と説得の仕方について手法が紹介されています。

 

3章 話しの深み

親しくなるための話し方

大人になるにつれ、
友達が作りにくくなります。

自分から求めて積み重ねた時間が200時間に達すると、親密な友達になっている(引用)

人と親しくなるには、その分その人と会う時間を増やさなければなりません。
ただし、大人になれば学生時代とは違い、時間も限られていきます。
そのような中でも、
親しくなる方法が「話し方」にあります。
親しくなるうえで重要なのが、
相手の感情やプライベートに踏み込んだ会話ができるかどうかです。

そこで大事なポイントが以下の2つになります。

◯お互いに自己開示
◯内面を整える

 

この章では、上手な自己開示の仕方や内面を整えるためのトレーニング方法が紹介されています。
内面については、「目は口ほどに物を言う」との言葉がある通り、表情やしぐさは侮れない部分なので、こういった内面を鍛えることも大切と実感しました。

 

4章 会話に悩む人が話せるようになる技術

うまく話せない人の共通点

うまく話せない人の共通点には、以下3つがあります。

◯聞き下手
◯不安
◯発声の知識不足

 

これらは以下の対処法で克服ができます。

聞き下手▶︎傾聴
聞き下手は、一言で言うと相手の発言する内容や意図をちゃんと捉えてないことです。
これらを解消するためにパターン別に傾聴スキルを学びます。

 

不安▶︎インナースピーチ
不安は必ず相手に伝わります。
緊張している人、自信なく話している人などは、いくら良いことを伝えても表面でわかってしまいます。
不安を取り除く方法について学び、トークスキルを上げていきます。

 

発声▶︎アフェクト・ボーカライゼーション
侮れないのが声です。
声でそれだけ相手からの印象が変わります。
3つの中ではトレーニング次第で一番上達が早いスキルだと思います。

 

新しい知識を知ってもらうには高い声と早口が有効で、しっかり覚えてもらいたいポイントについてはスピードを落としてゆっくり話すと、効果的。(引用)

 

 

5章 自宅でできるトレーニング

無音ドラマトレーニング

簡単にできると思ったのが、
「無音ドラマトレーニング」でした。
内容は、ドラマのシーンを無音で見て、
登場人物が何を考えているのか想像するトレーニングです。

これは、Netflixのドラマを活用してやってみようと思います。
これを実施していくと共感力が鍛えられるようです。

 

さいごに

個人的にはどの章も大変勉強になりました。

会話は意識して磨きをかけないと、
気づかぬうちに自分のくせが出てしまうので
定期的に学んだり、第三者の人にアドバイスもらったり、客観的に自分を見つめ直す必要があるかなと思います。

これまでラポールやうなづき、会話の組み立て方などコミュニケーションに関する本を学んできて成果があったので、引き続き会話力は学んでスキルをつけていきたいと思います。

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