仕事

コンサル一年目が学ぶこと

投稿日:

タイトルだとコンサルタント向けに書かれた本に見えますが、全然そんなことはありません。
全ビジネスマンにとって、必須スキルとなるものばかりです。

論理的思考スキル、文書作成や資料作成、エクセルスキル、スケジュール管理など、一見なんだそんなことかと思われるものですが、読んでみると怠っているなと感じる部分があると思います。

コンサルタントもビジネスマンも仕事における基本的なスキルは共通しています。
基本的な小さなひとつひとつの行いをしっかりできるか出来ないかで、10年後、20年後に大きく差が開いていくものだと感じました。
自分の会社を見てみると、出世する人はほんの些細なこと、例えば「どんなことでもしっかり期限を守る」「企画の際は必ず根拠を用意する」など拘りを持っています

結果を求められプロフェッショナルスキルが要求されるコンサルタントが、比類ないような力を発揮できるのは、このような基本的動作をしっかり実践してきた背景があるからです。

そのような背景が、この本を読むとわかります。

内容は、以下の構成で説明しています。
①話す技術
②思考術
③デスクワーク術
④プロフェッショナル•ビジネスマインド

特に私が勉強なったところを紹介します。

●仕事の背景と目的を確認
まさしく大切なことが書いてありました
「たとえば調べものの依頼の場合、調べたけれどずばり見つけたいものが見当たらない場合も想定されます。そんなときも、もしも目的や背景を聞いていれば、その目的を満たすような別の調査結果や事例を提示できるかもしれません」(引用)

仕事はスピードが求められます。何度も何度も繰り返し・やり直しで時間をかけてばかりでは、遅くなることはもちろん相手の時間をつぶすことにもつながります。
そうした中で、二度手間三度手間を想定して効率よく仕事を行うためには、事前に「目的と背景」を確認することが鍵を握ります。
はじめは中々難しいと思いますので、私はよくうまくいかなかった案件については振り返りを実施するようにしています。
そうすることで、この仕事の目的は何か把握して次回似たようなケースに活かすようにしています。
仕事を任されたら、まず目的と背景を押さえておくという行いは基本動作として身につけるべきでしょう。

●情報を得るより、考えること
日々変化する社会や経済ニュースに対して、新聞・雑誌、インターネットニュースやSNSなどで数多くの情報を入手する方も多いと思います。
情報量を増やしていくことはビジネスの世界では非常に大切なことだと思います。
ただし、「ビジネス能力を向上させるのは、情報量ではなく、考えること」(引用)

どんなにたくさんの情報を知っていても、自分自身の意見を持っていないとディベートやプレゼン、交渉などのビジネススキルを向上することができません。
ひとつのニュースに対して、「なぜそうなったのか」「このニュースの背景は何か」「どうしてこのニュースが話題になっているのか」などワンクッション考える癖をつけます。
少しだけでいいので、自分なりに考える時間を作ることで思考力を向上させることができます。

ここでは、合っている間違っているについては関係ありません。

●エクセル、パワポの作成スピードを上げる
コンサルタントは、分析や提案が多い仕事です。そのため、エクセル・パワポに割く時間が非常に多く、また出来上がりのスピードが異常なほど早いことで有名です。

その理由は以下2つが上げられます。
「①コンサルの納品物はパワーポイントでつくるため、ツール操作のスピードが死活問題となる
②ショートカットを多用して、マウスを使わない操作を身につけている」(引用)

ツール操作をあげるために一番即効性があるのは、ショートカットキーを使いこなすことです。
マウスで動かすと手間がかかることが、ショートカットで意外にも大幅な稼働削減をすることができます。
本書では、エクセルとパワポのよく使うおすすめのショートカットや小ワザについて紹介しています。

これらは覚えてしまえばすぐ実践できることなので、身につけるべきスキルですね。

以上勉強になった部分を紹介しましたが、忙しくなっていくと目先のことに目がいき、こういう基本的な部分が抜けて、効率が悪くなるケースが意外と多いものです。
本書を読んで、仕事の基本技術をおさえてみてはいかがでしょうか。

以下、タメになった部分をピックアップします。
・たとえば調べものの依頼の場合、調べたけれどずばり見つけたいものが見当たらない場合も想定されます。そんなときも、もしも目的や背景を事前に聞いていれば、その目的を満たすような別の調査結果や事例を提示できるかもしれません(P75)

・ロジックツリーや問題解決手法は、時代に左右されないもっとも基礎的なスキルです。
そして、一度覚えてしまえば一生使えます。
(P95)

・ビジネス能力を向上させるのは、情報量ではなく、考えることです(P135)

・エクセルやパワーポイントの操作スピードを上げるには徹底してショートカットキーを覚えることです(P175)

・スピードの秘訣は、「余計なことをやらない」ことに尽きます(P198)

・コンサルティング会社出身の人は何かにつけて管理表をつくり、きちっと物事を進めます。これも、ひとつの突出したスキルだといえます(P205)

・早い段階でたたき台を出して、それを改良していくPDCAサイクルを高速で回すほうが、短時間に、質の高いものができあがります(P234)


-仕事

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

自然体

2020年現在、サッカーJ1の歴代最多出場選手はどなたか分かりますか? それは、今回紹介する本の著者「遠藤保仁」選手です。 遠藤選手といえば、コロコロPKで有名です。 私もサッカー経験者ですが、最後ま …

起業家のように企業で働く

あなたは日々どのような気持ちで働いてますか。 「やりがいはなくお金を稼ぐためだけ」 「仕事はほどほどにしてプライベートを充実」など、働き方のスタンスは人それぞれだと思います。 個人的には、仕事に誇りを …

魔法のコンパス

「僕は芸人で、とにかく面白いことをしたい。それだけ」(引用) 本書を読んだ感想として、ぜひ私も目の前の肩書を気にせず、もっと自分の価値ある領域を作っていきたいと思いました。 著者は、漫才コンビ「キング …

ハイコンセプト

富を獲得していく人はどのような人か。 本書の刊行は、2005年とかなり昔になりますが、当時言われていたことは現在まさしく当てはまっております。 刊行から15年が経っていますが昔と比べてみると、外国への …

はじめてのGDT ストレスフリーの仕事術

仕事で以下の悩みを抱えていませんか。 ・やるべきことが多すぎて時間が足りない ・次々とやらなければならない業務が発生し、終わらない仕事にストレスを抱えている ・仕事量が多く、質の高い仕事ができていない …