Contents
本の概要
マーケティングMonthlyの4冊目は、
「マーケターの教科書」
本書のテーマは「パターン・ランゲージ」
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下記の4つの要素を満たしたもの
・成功の経験則を記述したもの
・成功事例の中で繰り返し見られる「パターン」を抽出したもの
・抽象化を経て言語(ランゲージ)化されたもの
・センス、コツなどの暗黙知を他者に共有したくなるもの
本書では、
成果を出しているマーケターの行動パターンが体系化されています。
ブログやSNSのマーケティング活動に加え、仕事で成果をあげる上でも十分活かされる内容です。
第2章 戦略
第3章 集客
第4章 提案
第5章 支援
第6章 測定
第7章 組織
著者
栗原康太
・2016年 株式会社才流を設立
・主要業界紙での執筆、取材多数
黒澤友貴
・ブランディングテクノロジー株式会社 執行役員CMO
・中小、中堅企業のマーケティング支援に10年間従事
・学習コミュニティ「#マーケティングトレース」を主宰
・著者「マーケティング思考力トレーニング」を執筆
本書を読んで得られる効果
・マーケティング活動における勝ちパターンが分かる
・ブログやSNSでのブランディング確立のヒントになる
・仕事の実務でも十分活かせる
ためになったポイント
気になるサービスを体験
相手に商品を購入してもらいたいなら、自分自身が使って体験してみるのが有効です。
たとえば、おすすめのお店や本・映画などは、もちろん、
・おすすめの勉強法を紹介したい
・おすすめのホテルを紹介したい
など、すべて自分自身体験してどんなところが良かったか、何かダメだったか、実感してみないと分からないですね。
自分で身銭を切って、体験してみることが何より大切だと思います。
その中でもおすすめが、
「カテゴリーNo.1商品」にふれることです。
No.1にふれることで、よりその分野で周りが求めているもの・No.1の所以・質の高さなどが分かって来ると思います。
私は今年AirPodsを購入しました。
ノイズがシャットアウトされた世界を肌で実感し、多少高くても品質の高い商品は使ってみる価値大ありだと実感しました。
ペルソナを明確に
ブログでは誰に向けて書くか
商品は誰をターゲットに売るか
具体的なユーザー像「ペルソナ」を
明確にすることが必須です。
ここがどっちつかずだと
ユーザーには中々届かないですね。
また、ペルソナ作成において時間もかけすぎず、かつ下の高いユーザー像を作るためには、自分が目指すユーザー層(年齢や性別)の動向をデータなどで確認することが重要であると言われています。
単に自身の妄想だけで作らず、
データに基づく根拠を固めた方がよりペルソナ像がはっきりするということですね。
いずれにしろ、動いてもらうには、
捨てる部分は捨てることがか鉄則ですね。
No. 1になる分野を探す
ユーザーから選ばれる存在になるためには、
その分野でNo.1であることが重要です。
でも、大きな分野で1番になるのは、そう簡単なことではありませんね。
そのため、小さな分野でいいのでこれだけは負けないといったものを多く作るのが良いと思います。
たとえば、
・短い記事でもGoogle AdSenseに合格する方法を知っている
など、できる限りニッチな分野に入る方が、競合も減り、No.1の座を獲得しやすいのではないかと考えます。
ユーザーの問題を支援
商品やサービスを利用したお客様は、困った場面や分からないといった場面に遭遇しますね。
そうした場合、
企業の商品を買った場合は、
FAQのサイトを構築したり、カスタマーサポートの窓口の充実させる。
個人の教材や塾に入った場合は、
LINEでコンサル支援を設けたり、補足でメールマガジンを定期的に送ったり、コミュニティを作ってみんなで情報交換する。
など、ユーザーの問題発生に備えた万全な体制が必要になります。
第一線で活躍しているマーケターはこの部分が強いと思われます。
売れている方の教材や塾、コミュニティなど見ても、コンサル支援や情報交換の場は必ずといっていいほど出来上がっていますね。
良い商品やサービスは、それ自体に加えて、
付加サービスが万全であることも大きいです。
重要指標を決め、管理する
ブログでもSNSでも重要なのがこれです。
記事を書いたり、サービスを提供した後は、
それがどういう結果になっているか、振り返りと改善が必要になります。
正しい振り返りをするためには、何でもかんでも指標を捉えるのではなく、1つか2つに絞ること。
ここか重要です。
「振り返り・改善」を行う上で、
重要指標を持つことは、今後の質を上げる上で大事な要素です。
まとめ
以上、私がためになったポイントは、
・ペルソナを明確にする
・No. 1になる分野を探す
・ユーザーの問題を支援する
・重要指標を決め、管理する
マーケティング活動の成功パターンを把握して、ブランディングを確立したい方は、本書の成功パターンを読んでみることおすすめです。