本日紹介するお金に関する本は、こちらです。
お金ばかりが人生ではありませんが、
お金なくしては人生謳歌出来ないのも事実です。
お金持ちになるための第一歩として、
お金のリテラシーを高めることが大切。
本書は、お金持ちになるために必要な貯蓄・稼ぐ・増やす・守る・使うの5つの力について知識が豊富に載っています。
経済的自由になるためには、
労働所得(自分が働いて得る収入)より資産所得(資産を働かせて得られる収入)を上げていくことが必要になります。
Contents
ためになったポイント
私が学んだポイントを紹介します。
保険の見直し
お金を貯める上で大きい要素の1つに保険の見直しが上げられます。
ご自身の状況に合わせて必要なものだけ契約する必要があります。
本書では、以下の3つに入っておけば最低限問題ないと説明しています。
・生命保険
・火災保険
・自動車保険
医療保険に関しては、日本の健康保険がかなりの部分でカバー出来ています。
そして、自己負担額は3割であるので、負担が少ないのも魅力です。
また、高額療養費制度があり、これは医療費が高額になった場合、あとで払い戻される制度になります。
認知度は68.9%と知らない人も多い制度なので、こういう面もわかってくると改めて健康保険の充実さが実感できます。
更に会社員ですと、保険料は会社と折半になります。かなり手厚い保険であります。
保険に勧誘される時も、こういう事を知っていると知らないのとでは、全然違いますね。
火災保険の適用
火災保険はこんなところにも適用できるということを知り驚きました。
・物をぶつけてクロスを傷つけた
・子供が落書きをしてしまった
・ものを落として洗面台を壊してしまった
多少手続きは面倒かもしれませんが、こういう場面があったら、一度火災保険の適用を検討してみるべきですね。
しかも、何度使っても保険料は上がらないようです。
老後年金問題
公的年金の財源は、
①現役世代が負担する保険料
②税金等
③積立金
となり、平成29年度時点で①と②の総額が52兆円、さらに③が170兆円あるとのことです。
今後払われる人口と財源をふまえると、まだまだ破綻しないと考えて、生涯設計を考えた方が良さそうですね。
年金を毎月負担され、将来払った分貰えるのか不安な面がありましたが、本書を読んでその不安が少し晴れました。
ちなみに、現在の平均寿命で計算したところ、払った保険料の男性は1.6倍、女性は2.2倍の年金が貰えるという計算になります。
もし未納の方がいたらしっかり払った方がいいですね。
医療費控除
以前「金利ってなんですか」の本で紹介した時にもお伝えしましたが、
インプラント代や歯列矯正、レーシック代、妊娠中の定期検診なども控除適用になるようです。
医療費が高額になる場合は、適用するべきです。
家賃退去時で注意すること
家賃退去時における原状回復とは、
普通に生活すると発生する汚れや傷以外で与えてしまったダメージを復旧することになりますので、経年劣化等で汚れたものは負担の必要はありません。
具体的には、国土交通省のホームページで確認できます。
インデックスファンド
お金の増やし方に関して初心者へのおすすめは、インデックスファンド(投資信託)への積み立てです。
インデックスの場合、投資先が数多く分散され元本割れしづらいことに加え、手数料もアクティブファンドに比べて安いので、安心して運用できます。
私もインデックスファンドを中心に資産を運用してます。
不動産投資
これは資金がまとまってからでないと難しいですが、
資産所得を手にする上ではこれを得られると非常に大きいので、学ぶ価値はあります。
法律や契約内容についてちゃんと知っているか知らないかで、損得が大きく影響されると思いました。
まとめ
以上、私が本書でとくに学んだポイントとして、
- 保険の見直し
- 火災保険の適用
- 老後年金問題
- 医療費控除
- 家賃退去時での注意
- インデックスファンド
- 不動産投資
まだまだ知らないことはたくさんあるので、もっと学んでいこうと思います。