コロナショックをきっかけに従来の仕事のスタイルが大きく変化しつつあります。
テレワークが一般化すると、対面による阿吽の呼吸は徐々に失われ、社員はより目に見える成果が求められます。
そのような背景から、今後の給与方式について予測している本がこちらです。
Contents
コロナがもたらした変化とは
これまでも、バブル崩壊やリーマンショックなど経済の転換点はありましたが、コロナショックがこれらの出来事と違うところは、働き方自体を変えてしまったことです。
今までは、同じ時間・同じ場所で一緒に働き、目標に向かって成果を出していくというのが、
テレワークの推進により、多様な働き方ができるようになりつつあります。
多様な働き方ができると、集団ではなくより個の力が重んじられます。
こうなっていくと、次は給与の支払う方法が変わっていくと予想しています。
これからは、徐々にジョブ型(本書では脱メンバーシップ型と定義)に変わっていくと伝えています。
脱メンバーシップ型→仕事内容のスキルに応じて給与を払う
今後の働き方
安定した会社に入れば一生安泰という神話は崩れつつあります。
これは、裏を返せば、一生懸命努力し成果を出せば今まで以上の給与が期待できることにもなります。
2020年「世界競争ランキング」で日本は63カ国中34位とこれまでのワーストを記録しましたが、その中でも「企業の生産性」や「社員の起業家精神」といった項目が足を引っ張っているようです。
今後、生産性・成果を上げる社員を増やしていくためにも、従来の給与方式を変えるのは必要かと思います。
そういった意味で今回のコロナ影響は転換点になったのではないでしょうか。
まとめ
個人的にはまだ脱メンバーシップ型雇用には慣れてないですが、これらが主流になっていくには、それ相当なスキルや考えに合わせていかなくてはならないと思いました。
ぜひ、成果が見えるスキルをつけていくべきでくね。
今後どんなスキルをつけていけば良いかは、以前紹介したこちらの本にも載っているので参考になります。
5年後の世界は・・・
サラリーマンの方は今働いている会社の給与の仕組み(あるいは評価の仕組み)が今後変わるかもしれないので、読んでみることオススメします。