2021年読んだおすすめ本

中田敦彦さんの幸福論を読んで幸福とは何か考えてみた!

幸福とは何か?

 

・莫大な富を築くこと
・自分の好きな仕事が出来ること
・自由な時間があって毎日旅に出かけること
・大好きな家族と幸せに暮らすこと
・心身ともに健康なこと
・やりがいや楽しみがたくさんあること

 

色々と出てきますが、「幸福論」(中田敦彦)を読んで、幸福ってどんなことだろうと改めて考えてみました。

 

幸福論 「しくじり」の哲学

 

 

読後の感想

何か大きなことを成し得た人の周りは、いつだって尊敬の眼差しや憧れの的であります。

そのため、お金をたくさん稼いだり、人気者になったり、みんなから慕われたりなど、スポットを浴びる部分が、幸福と捉えてしまうことが多いと思います。

 

もちろん、こういった憧れを持つことは自分自身を高める上で非常に大切だし、モチベーションやメリハリをつけるきっかけにもなるので良いことだと思います。

しかし、それ以外に内面の部分にも目を向けないと、本当の幸福はつかめないのかなって思います。

 

そうした中で、私が考える幸福とは、
自分の良い部分に気づけること。
そして、今ある置かれた場所にちゃんと満足できること。

 

これが、一番ではないかなと考えてます。

 

ないものを永久に求めてもキリがないし、ないものに対して自分には無理だと諦め開き直っていてはなんだか物足りない。
じゃあ、あるものに焦点を当ててみたらどうだろうかと。

幸福って他人が決めるものでないし、自分の身近にいつも存在しているような気がします。

 

こればかりは人それぞれの価値観だから、こんなことが幸せだとは言い切れない。

だから、こんな生活してみたいなと思うことを自分なりに見つけて、あるいは憧れの人を探して、自分ができるところを始めてみる。行動してみる。

 

そうやってはじめていったプロセスが振り返るとものすごい幸せな時だったりしますね。
「なる」ことよりも、「やる」ことに意義があるような気がします。

何かに熱中してる時が1番楽しいです。

 

 

ためになったポイント

人と関わった分だけ成長し楽しみも増える

引用

ひとと付き合うというのはなかなか疲れるものだ。いくら表面を取り繕っていたって、たいていのひとはちょっと掘り下げれば歪なところを持っているものだから。
でも、その毒があんがい大事なんじゃないか。たしょう向き合うのがつらいなと思いつつも、互いに毒を与えたり毒を摂取したりをしていないと、おもしろいことも起こり得ないし、心身ともに活性化しない

 

嫌な人には避けていきたいですが、大人になればそうもいかない。

 

好きな人や気の合う人といると楽しいですが、嫌な人や居心地の悪い人と接すると人間の幅が広がっていくと感じます。

 

だから、このバランス感覚は必要なのかなと。

 

嫌な人というのは、それだけ自分が持っていないものを持っている人なので、貴重な経験をすることにもなります。
嫌な人がいる時は、そういう風に受け止めるようにしています。

 

自分の行動は、それまで出会った人の中で出来上がる。
だから、出会う数要は参考になる人の数が少なければ、それだけ変化も少ない。

 

こうやって、いろんなことをすることになったのも多くの人に出会ってこんな考えもある、こういうやり方、こういあ話し方もあると潜在的に覚えてきたから、今の自分があるのかな。

 

これからも、新しい人に会うということは、自腹を切ってでもやっていこうと思います。

 

 

事前準備を欠かさない

仕事でも、ちゃんと事前に打ち合わせで何を伝えたいか何を知りたいか事前準備をしているのとしていないとでは、その後のアウトプットが全然違います。

 

やっぱり事前に血肉にしていくのは必須かなと。

 

段取り9割との言葉があるとおり、事前準備とぶっつけ本番で挑んだ人とではその後の結果に雲泥の差が生じるものだと感じます。

 

私も、プレゼンなどがある際は、必ず事前準備をしますが、それでも説明につっかかったり、しどろもどになることがあります。もし、ぶっつけ本番で挑んでいたらと考えると恐ろしくなります。

 

入念な事前準備は欠かせないですね。

 

 

自分ができることはしっかりやる

引用

自分がどうにかできる、手の届く範囲のことに対しては、できるだけのことをしたほうがいいんじゃないか

 

ないものやできないことばかりフォーカスするより、まずは自分にできることをしっかりやってみる。

そうすれば、幸せ(もっと言うと幸せと感じる気持ち)は増えるのではないかと思います。

 

 

ためになった部分ピックアップ

引用

・いつだってなにかに「なる」ことを目的とはしていない。ただひたすらそれを「やる」ことが重要だと思っている(P46)

・本のなかには、過去にいろんな人が成功したり失敗したり、あれこれ行動したり考え抜いたりしたことの過程と結果が、つぶさに記されている。自分がなんらかのアウトプットをするうえで、また生きていくうえで、こんなに参考になるものはない(P70)

・光は公平だ。ひとのやっていることに輝きがなくなれば、そのひとのもとから光は消え失せる。どんな著名人だろうと、地位を築いたひとだろうと、だれもが公平に剥奪されてしまうのが光である(P102)

・アウトプットし続けるうえでは、それができる場を確保しておくこととともに、アウトプットと同等のインプットを続けることも重要だ(P199)

・自分がどうにかできる、手の届く範囲のことに対しては、できるだけのことをしたほうがいいじゃないか。
自分にはどうしようもないことが多いのならば、それは受け入れたうえで、目の前のことに夢中になるのがいい(P256)

 

 

まとめ

以上、私が本書でためになったポイントは、

・人と関わった分だけ成長し楽しみも増える

・事前準備を欠かせない

・自分ができることはしっかりやる

 

幸福とは何か考えるきっかけをもらえる本でした。

そして、中田敦彦さんのYouTube大学も見てますが、めっちゃ楽しいです!
この説明スキルはぜひ真似したいですね。

 

 

幸福論 「しくじり」の哲学

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