久しぶりにメンタル系の本を読みました。
仕事でも生活でも恋愛でも遊びでも自分の望む結果を手に入れるために必要な土台は、気持ち・思考の部分であり、そのためにはメンタル力を築き上げていくことが成功するための第一歩ではないかと感じてます。
今日はそんな、メンタルを整える上で最適な本を紹介します。
ちょっと失敗したり、人にきついことを言われたりすると、自分を過小評価してしまうことがあるのではないでしょうか。
それが続いて、マイナス思考になり、「所詮自分は望む結果を得ることは出来ないんだ」などと正当化してしまうことがあると思います。
本書では、こうしたネガティブな思い込みを捨てることで自分の可能性を最大限に引き出す方法について紹介しています。
結果を出す上で必要な方法が学べますので、要点を紹介します。
Contents
潜在能力を引き出す上でおすすめのポイント
自分に正直になる
潜在能力を引き出す上でまず土台となるのが、自分らしくあることです。
憧れの人の真似や振る舞いだけでなく、自分のあるべき姿に素直に従った方が潜在能力は発揮できるということです。
まずは、自分らしく生きることから始める必要があります。
自己分析
自分らしくなるために必要なのが自己分析です。
自己分析は就職活動の際に、自分がどんな仕事・業界に向いているのかを把握するために、やってきた人も多いと思います。
特に、ここでは短所について着目し、どうして短所と感じたのかの理由を掘り下げていく必要があると紹介しています。なぜなら、実は自分が思っている短所は単なる思い込みに過ぎない可能性もあるため、今後の行動を変えてもらうために実施する必要があります。
自己分析が終わったら、知り合いに自分の長所や短所についてインタビューを実施し、自分の評価と一致している部分、一致していない部分を把握していく必要があります。
さらに、長所について着目し、それを活かしていくことが結果を出す最短ルートにつながることを説明しています。
小さな失敗にとどめる
結果を出すためには、当然行動すること、チャレンジすることが求められますが、できる限り失敗は最小限に抑えたいところです。
そのためには、
「前例」を調べることです。
チャレンジしたいことで実際に成功している人や同じようなことをしている人がいないかリサーチします。
こうやって事前準備をすると失敗しても小さくすみ、次の反省につなげることが出来ます。
このお話しは、以前のこちらの本にも載っていました。
楽して成功できる非常識な勉強法
紙の上の瞑想
自分の潜在能力をより発揮していくには、言葉が大きく影響します。
特に本書では、自分の気持ちを書くことをオススメしています。これを、ジャーナリングと表現しています。
これを私は以前から実践していますが、思ったことを書いていくと、自分の内なら気づきが発見できるだけでなく、リラックス効果や気分転換にもなるのでおすすめです。
セルフクエスチョンで思い込み解消
他人の意見やニュース、世の中のデータ、目先の実績などなど、人は周りのものからたくさんの思い込みが出来上がります。
・お金持ちは図太い人が多い
・転職すると年収が下がる
・人前でこんな発言する人は頭がおかしい
・最近の若者は意欲がない
果たして本当にそうでしょうか。
たしかにその一面もありますが、そんでもない事も結構あるはずです。
こうやって思い込みを持てば持つほど、思考停止に陥り、それ以上考えることをやめてしまいます。その結果潜在能力を出しづらくなるのです。
それを解消するために、セルフクエスチョンを実施し偏った思い込みを捨てることが必要です。
心の器を大きくする
器を大きくしろと言われても、いざ不快な状況に陥ると、なかなか難しいのが正直なところです。
そこで少しでも大きくするためのアドバイスとしては、ちょっと先のことを考えるようにすることです。
今は嫌な状況だけで、感情をむき出しにしていては、器は大きくなりませんが、中長期的な視野で捉えていけば、今の状況が少しは小さい出来事に見えてくるはずです。
そうやって、広い目で物を捉えていく必要があると思います。
デジタルデトックス
スマホやパソコンなどデジタルデバイスを使わない時間を作ること。そうすると、心に余裕ができ、自分らしさが取り戻しやすくなるというものです。
私もデジタルに関わることが多いので、ちょっと意識してみようと思います。
イメトレの重要性
最後は、別の本でも何度もお伝えしてきたイメトレの重要性です。
この手法をしっかり、出来ればできるほど潜在能力を発揮できやすくなるでしょう。
全体を通して
本書の良いところは、誰でも実践しやすいところです。
どちらかと言うと、私は憧れの人やなりたい人の真似をして結果を出すべきと考えていたので、本書のような考え方は自分の中では新しい吸収になりました。
でも、振り返ってみると、何かうまく行ってる時は、確かに自分らしさがフルで出ている時だなと思いました。そのため、ちょっとでも本書の内容を意識してみようと思います。