なりたいこと、やりたいことを引き寄せるのは、無意識の力が大きく関わっています。
無意識の力を「潜在意識」とよく表現します。
この潜在意識をうまくコントロールすることが、目標を実現させていくポイントになります。
本書は、潜在意識を上手に活用するするためのトレーニング方法について紹介しています。
まず言えるのが、
引き寄せの結果は、心の奥から思ってることが一番優先されます。
表ではあーしたい、こーしたいと思っても、潜在意識では嫌だとなれば、絶対に表での願いは実現しないということです。
本書では、内面の部分よりトレーニング方法がメインに書かれているので、すぐ試してみたいという方には実践しやすいです。
私がためになったポイントを紹介します。
Contents
ためになったポイント
望んでいることを洗い出す
今思っていることしたいことを考えてください。
そして、それが叶わなかった場合、冷静になってこう解いてみてください。
「ほんとに、心の奥から望んでいることですか?」
1人になって、自分がほんとに望んでいることを考える、
そしてどうしてそれをやりたいか、
なぜその結果が欲しいのか、
掘り下げて考えていくと、自分の本当の欲求が分かっていきます。
潜在意識が活発なのは、寝る直前と朝起きた直後
これは以前から別な本でも把握していたことですが分かっていましたが改めて実感してます。
私も寝る直前と朝起きた直後は、紙に書いた目標を見るようにして、潜在意識にすり込ませるようにしています。
これをやってから、
全てではないですが、振り返ってみると、叶っていたことがたくさんあります。
それだけ、潜在意識をうまく動かすことが重要ということです。
本書では、本当の自分を毎日想像するといワークを紹介しています。
過去の失敗は必要なもの
過去の失敗や嫌なことは、自分の中のコンプレックスになることが多くないですか。
私はそうです。
出来るのであれば、嫌なこと全て良かったことに置き変わったらどれだけ人生は変わるのだろうなんて思うこともあります。
でも、それってほんとは必要なことなのです。
そして、本書のとおりこう置きかえてみることです。
この出来事はどんな人生の教訓になるのか
こうした思考で
映画やドラマの主人公など見てると失敗も必要だったてことに気付くので、おすすめです。
人生は自分に何を求めているか
人は、あれも出来ない、これも叶わないというようなことが起きると卑屈になりがちです。
でも、本書ではちょっと視点を変えています。
あれもしたい、これもやりたいという思考は自分が人生に何を求めているのかという思考。
そうではなく、
人生が自分に何を求めているかという思考に変えていけば、
本当の自分が分かり、結果が出しやすくなるということを説明しています。
他には、潜在意識を鍛える上での、自分の価値基準についても紹介していました。
たとえば
・他者基準より自分基準ほうがうまくいきやすい。
・他者原因型より自分原因型のほうが感情に振り回されず生きることができる。
など、価値基準については、より結果や富を引き寄せやすい体質になる方が得をします。
また、これらの考え方はトレーニングによって変えることが出来ます。
さいごに
心や内面に関する分野は、引き寄せ・波動本やメンタル本などいろいろ読んで勉強していきました。
これらの内容は奥が深くしっかりマスターするには時間も要します。
未だにわからないところも多く、心については日々勉強し、自分自身へアップデートさせています。
本書を読んで、最近自分が頑張ってるけどイマイチ結果が出ないことについて、その理由がなんとなく分かりました。
再度初心にかえって、自分自身に向き合ってみたいと思います。
「頑張ってるのになんだか思うようにならない」と感じてる方は本書を読んでみる事をおすすめします。