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読んだきっかけ
とあるブログ記事を読んでいるとき、
おすすめ本の紹介の中に本書が載っていたのがきっかけです。
著者千田さんについては以前から知っており、何冊か読んだことがありました。
インパクトと説得力のある言葉が
強い印象があり、
久々に読んでみたいと思いました。
結果的には、面白くぜひみなさんにも読んで頂きたい内容でした。
本の概要
簡単に言うと、
成功するには、孤独になる時間を作って、
自分磨きをすることが大切という内容です。
群れてばかりでは、感性は養われず、
その人の個性も失われていきます。
1人の時間を持って、
自分磨きに時間を割く重要性を説いています。
特に、
・付き合いでの飲み会
・付き合いでのランチ
・だらだらと不必要な残業
・そこまで仲良くない知り合い方との時間
・なあなあな恋愛
こういったことを続けていくと、
その人の才能や個性は失われ、
やがて三流止まりの魅力のない人に
なっていくと説明しています。
たしかに、
言われてみると、会社の中でも、
群れてワイワイ、
キャーキャーしている人たちのなかでは、
抜群に仕事をこなしている人っていうのは、
見たことないです。。。
やっぱり、
「おおすごい」て感じる、ごく少数の人たちは、
どことなく孤高な雰囲気も醸し出していると
感じますね。
本書は、
孤独の時間を作って、自分磨きをすることがいかに大切か80の法則について、紹介しています。
2.孤独になると本物が見えてくる
3.孤独になると時間が増える
4.孤独になると時間が増える
5.孤独になると友人が変わる
6.孤独になると変化したくなる
7.孤独になると人生が変わる
8.孤独になると道が拓ける
著者
・日系損害保険会社、大手経営コンサルティング会社を経て、独立
・これまで173冊の本を出版(2021年2月現在)
・のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話で得た経験をもとに執筆活動を行なっている
力になる言葉が多いですね。
80の法則の中で特に私がためになったポイントを3つに絞って紹介します。
ためになったポイント
ポイント① 本物の情報は一曲集中
信頼されるか、されないかの1つとして
上げられるのが、口の堅さです。
とくに会社の内部情報を扱う人間は、
口が堅いことが絶対条件になります。
でも、
不思議と会社の中では口が軽い人、
あるいは軽いつもりはないけど、
ついやらかして情報が出てしまう人
などいるのが事実です。
そして、口を堅くしていると、
その人に対して口を割らせるような輩
も多くいます。
そんな状況の中でも
口を堅く守り続けられるかが、
より本物の情報を知れる第一関門
であると感じました。
私も仕事では、
機密情報を多く持っている方なので、
引き続き口の堅さは守り続けていきたいと
感じました。
ポイント② 気が合わない人と無理して合わせようとしない
どんなに努力をしても、気が合わない人はいますね。
そんな時は、
無理して関係をよくしようとしたり、
人間関係にグズグズ悩んでないで、
あっさり切り離すことです。
では、職場などでこういう人がいた場合は、どうすればよいか。
・飲み会にその人がいたら行かない
・どうしても会話しなければならない時は、表面では受け止めても心では解き放す
など、最低限にとどめるようにします。
こうやって不要な人間関係を断つことで、逆に気の合う人と出逢うことにも繋がり、人生は好転していくということです。
ポイント③ 過去を思い出す
この本を読んで1番印象に残ったところです。
私もコロナ禍で、家にいる時間が長くなると、ふと過去のことを思い出したり、振り返りなどしている時間があるのですが、
そうしていくと、後悔とか、悔しかったこと、悲しかったことなどを思い出すことがあり、この章は思わず共感しました。
著者はそういった、状況についてこう表現しています。
そういった気持ちを思い出せるからこそ、それは次へのエネルギーとして昇華させていくべきだと感じました。
そういう機会を得るためにも、1人の時間は大事ですね。
さいごに
80個の法則が書かれているので、読んだ人それぞれ参考になる部分は違うと思いますが、
これから目標を達成させたい人には、勉強になる本です。
また、孤独という表現はネガティブにとらわれがちですが、
そうではなく、孤独を楽しみ、自分を磨き続ける人が自分のなりたいことを成し遂げれるということが、本書を読めば分かります。
私もポイント①②③は意識していきます。