サラリーマンの4割程度が年収300万円以下という現実がある一方、年収1億円という莫大な額を稼ぐ層も存在します。
本書は、お金を稼ぐための思考法について書かれ、具体的に高い年収を得ている6人の経営者を取材し、どんなマインド、行動をしているか紹介しています。
・会社では、自分ばかり負担を強いられる
・上司から理不尽なことばかり言われる
・部下や後輩の失敗を自分が背負わなければならない
・頑張っても頑張っても結果が報われない
・周りがちっとも認めてくれない
・何をしても億劫になってきた
このように、仕事をしているとどうしても愚痴や不満、時には辞めたいという気持ちが出てくるのが常ではないでしょうか。
ただし、このような考えが慢性化してしまうと、仕事に対する消極的な考えばかりが捕われ、高い年収を手にすることは難しいと思います。
もしあなたが将来高い年収を手にしていきたいなら、実際に億以上稼いでいる人の考え方を学ぶのはとても大切です。
本書で、億以上稼いでいる人の考え方を見本として、普段の仕事を少しでも見直していけば、結果が変わっていくと思います。
本書を読んで、特に私が意識していることは以下の3点です。
・上司に関心を持ち価値観を合わせて仕事をしてみる
・人生の目標や戦略をひとりで考える内省の時間を持つ
・一見他人の失敗だとしても、自分に関わることなら自責として受け止め、次へ活かす
あなたも、本書を読んで稼ぐマインドとすぐに実践する行動を決めて、目指す年収へ突き進みましょう。
以下、ためになった部分をピックアップします。
・成長し続ける人は、「何のために働くのか」を大事にするだけでなく、お金を使うときも、「何のために使うのか」をつねに意識する(P46)
・仕事を評価するのはまず上司だ。上司に好かれなければ、与えられるチャンスも減る。それには上司のことを知るのが第一歩である。(P74)
・とてつもない成功を手に入れる人は、人生の目標や戦略をひとりで考えるための内省の時間を設けている(P202)
・考え抜いても答えが見つからないときは、マッサージを受けにいったり、映画を観にいったり、いつもと違うことをやってみるのがいい(P204)