マーケティング

マーケティング思考法

「もし、あなたがマーケティング担当者になったら、どう考え、どう行動するべきか」(引用)

本書は、マーケティングの実用書として最適です。

私は、製品開発などの業務は行なっておりませんが、本書を読んで採用や業務効率化、人材育成などに参考になりました。

基礎的なマーケティング論理からその応用、さらに実際のビジネスで実用できる方法が学べます。
マーケティング用語もたくさん出てくるので、不明な用語は調べながら進めていくことで、マーケティングの理解が深まると思います。
活用できるフレームワークが多いので、企画や商品開発などで役立つことでしょう。

本書を読んでマーケティング理論をマスターすれば、世の中で起こっている企業ニュースについても、今まで以上にイメージしやすくなると思います。

マーケティングを仕事で応用したい方、マーケティング理論を学んで経済ニュースに敏感になりたい方など本書はおすすめです。

以下、ためになった部分をピックアップします。
・個々人が、会社の研修などあてにせず、いつ急に回ってくるかもしれないチャンスに向けて、自らの意思で戦略やマーケティングの勉強をしておくことは決して無駄にはならないと思う(P19)

・マーケッターは常に顧客の視点に立つ、あるいは顧客の心の中を洞察する訓練と習慣をつけておくことが肝要である(P49)

・ロジカルなイシューアナリシスとブレーンストーム的なアイディア出しは、一見矛盾するような作業だが、これはというような具体的な打ち手候補が最終検討の段階に複数残るまでは、並行して続けることが重要である(P170)

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