私が以前に厳しく恐い上司のもとで
仕事をした経験談と、
その際に実践した気持ちの
転換方法について紹介します。
パワハラ状況
それは、とても大変な職場でした。
仕事自体も次から次へと絶え間なく業務が発生し休む間がなかったのですが、それ以上に、上司がものすごいパワハラでどうすることもできない人でした。
運が悪いことに相性も悪く、その関係性は徐々に徐々に悪化していくばかりで、
言いたいことも言えずただ従うしかない状況まで陥りました。
(それまでが良い上司に恵まれていただけかもしれませんが…)
こういう厳しい環境の中で頑張って乗り越えていけば力がついていくと思いますが、
その前につぶれてしまう危険性があります。
つぶれないために、私が実践してきた気持ちの転換方法2点をお伝えします。
実践してきたこと①
ひとつめは、
力を抜いて一旦開き直ることです。
威圧的に追い詰められたり、どうすることもできない状態だと、それを乗り越えるように懸命に頑張ると思います。
頑張ることは非常に良いですが、結果が出なくて叱責や罵声を言われ続けると、精神的につぶれてしまう恐れがあります。
頑張っても中々思うようにならない場合は、逆に開き直るのです。
これくらいの気持ちで、楽にしていくようにしました。
特に、実践したのが「瞑想」です。
数回深呼吸して、嫌なことを頭の中でイメージし、それをすべて火で燃やすイメージを作り、気持ちの鬱憤をなくすことを心がけました。
さらに、嫌なことがなくなり理想の状態をイメージするようにしていました。
リラクゼーション効果のある音楽を聴きながら瞑想をするとリラックス効果もありますので、尚良いです。
個人的には、チルアウト系の音楽が気持ちの安らぎに効果があるのでよく聞いてました。
調べたところ、現在は販売されてないようですが、メルカリやヤフオクなどで売っているようなので、気になる方は調べてみてください。
他、気持ちの安定を補うにはこちらの本がおすすめです。
実践してきたこと②
もうひとつ実践して効果があったものが、
未来の自分へ日記をつけることでした。
未来日記と名付けてました。
これは、その当時たまたま読んでいた「ナミヤ雑貨店の奇蹟」という小説で偶然見つけました。
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物語の内容は、
悪事を働いた3人の若者が逃走した場所が昔雑貨屋を営んでいた場所でした。
そこで、郵便投入口からポンと手紙が届きました。
その手紙は、昔この雑貨店が経営されていたときにオーナーが1人1人丁寧に書いていたお悩み相談の内容でした。
それが、現在になって届き、手紙の返事を書いていきます。そして、徐々に事実が明らかになっていき真相に迫っていくという内容です。
ここで、3人は時空を超えた未来へのアドバイスを過去の人たちへ伝えていきます。
これを応用して、私も自分自身へ未来形にして手紙を書きました。
今この辛い状況を乗り越えれば、1年後こんなことができるようになります。
こんな素敵な仲間と楽しい時間を過ごせますので、今は挫けず頑張って下さい。
など、励ましの手紙を作りました。
それを数週間後、読むようにして、気持ちを高めるようにしていました。
気の合う仲間と楽しい時間を沢山作れたり、
良い仕事や同僚に恵まれ仕事の業績を上げる事が出来たり、全てではないですが、書いた内容で当てはまったところがありました。
小説も案外参考になる部分が多く、意外と侮れませんね。
実践後の効果
このような取り組みをしたせいか、
パワハラで過酷な環境でも、つぶれずに前向きにお仕事することができました。
途中からは、大きな施策も1つ完了でき成果を上げました。
これ以外にも、
周りへ相談することやパワハラ上司に面と向かって言い返すだとかやれることはやりましたが、自分1人でできる簡単なこととしては、上記の2つがおすすめです。
単に思いつきで実践したわけでなく、自分なりに調べて良さそうだなと見つけた実践方法です。
もし、辛いことがあったら試してみてください。
それでも改善されない場合は
それでも、パワハラがひど過ぎてどうしようもないという場合は、家族や友達へ相談することや労基署・労働相談センターへ相談した方が良いです。
とにかく自分の中だけで閉じこまらないで、アクションしていくことをおすすめします。
恥ずかしいとか、他人に迷惑がられるとか
考えずに誰でもいいので、相談してみましょうね。