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【質問が苦手な人】会議で役立つ質問チェックリスト7選

仕事していると、
会議や打ち合わせに
参加する事がありますよね。

 

 

 

 

こういった場。

あなたはどう感じますか?

 

 

たださえ忙しいのに時間を取られる。早く終わってほしい。
退屈で暇。眠くなる。
仕事したくないので打ち合わせ参加して時間が過ぎてほしい。
自分の案について早く議論したい。
打ち合わせ内容難し過ぎてついていけない。
よくわからなくて質問も思い浮かばない。

など、いろんな考えがあるでしょう。

 

 

もし、
あなたがこれから仕事スキルを
高めたいと真剣に考えているなら、
会議には積極的に参加するべきです。

 

 

なぜなら、
会議や打ち合わせの大部分は
意思決定や重要事項の場であるからです。

 

 

職位も上のクラスが参加すること
多いとおもいます。

 

 

こういった場で当事者意識を持って
参加するのとしないのとでは
この先雲泥の差が生まれてくることでしょう。

 

 

ただし、
そうはいっても、
レベルの高い議論になればなるほど、
内容がついていけないといったこともあります。

 

 

・理解したいけど難して分からない
・質問したいけどそもそも意味が分かってない

 

そんな方に、
瞬時に把握するための
質問チェックリストを紹介します。

 

細かい意味がわからなくても、
これだけ押さえておけば、全体感が掴めます。

 

その内容を紹介します。

 

 

会議で役立つ質問チェックリスト7選

5W1H

基本はこれです。
仕事は土台があって成り立ちます。

 

実施時期はいつか?
予算はどれくらいか?
コスト影響はどれくらいか?
はじめにやることはどんなことか?
対象組織はどこまでか?
お客様に関わることはあるのか?
なぜ売上減の中でこの施策をするのか?
なぜ今しなければいけないのか?
研修はどのように進めるのか?

 

上のクラスでもこういった質問て出てきませんか?

5W1Hの抜けや漏れの質問は、
よーく聞いてみると案外出てくることに気づくはずです。

 

会議の内容はこの5W1Hを意識して聞いてみてください。

そうすると、ある程度概要が目に見えてくるはずです。

 

そして、漏れている部分は、
すかさず確認するようにしてみましょう。

 

 

批判的にみる

ダメ出しをするわけではありませんが、
批判的な目でみると、本質が見えやすくなります。

 

たとえば、私が最近あった事例として、
家電量販店に行ったときのお話しです。

 

ある冷蔵庫とセットで某メーカーの格安電気を契約するとお得なキャンペーンを強く推されました。店員さんはメリットばかり伝えてきます。

 

このときあなたはどう反応しますか?

 

ほんとにメリットばかりだ!

と思う方もいますが、たいていの人はほんとにそうなの?って感じることも多いと思います。

 

たとえば

安く契約できるけど2年間は解約できない
最大30%OFFはクレジットカード入会が必須
対象の冷蔵庫はエネルギー消費が高い

など、
掘り下げていくと、いろんな制約(デメリット?)が見えてきます。

 

すべてを間に受けず、
すこし批判的な目線で見ると、
視野が広がり、バイアスをかけずに
公平な判断がしやすくなります。

 

ポイントは、
ほんとにそうなの?
という視点で捉えてみることです。

 

 

なぜ、なんのためと目的を捉える

しっかりと本質を捉えるには、
これが大事です。

 

ここを押さえることが出来たら

・施策を実施する意図や背景が分かる
・表面的な部分に捉われず、本来の目的が分かる
・別の案件が出た際も、本質を把握しているので入り込みやすい

 

 

たとえば、

営業担当では営業マンの充足を必要として採用費に多額の費用をかける。

これは、

単に人が足りない、

離職が多いということでなく、

これから新たな新規分野の開拓を図りその分野に多くの営業担当者を移行させたいがための施策である。

 

ということであれば、
これから必要になることは、
営業経験者の確保や人事異動、新規分野に必要とするリソースなどに目を向ける必要が出てきます。

 

なぜ、なんのためを理解して、
ポイントを押さえておくと、
内容の理解度がぐーんと上がります。

 

さらに、質の良い質問にも繋がりますね。

 

 

データについて疑う

意外とありがちなのが、
データの参照先が、
一般人の信憑性高そうなブログ
民間企業が書いた見解でのデータ

 

こういった二次的データから抽出してる場合もありますので、データの信憑性については、しっかり確認しておいた方が良いです。

 

データは、国や調査機関が出している一次的データを活用しているか、確認しましょう。

 

あともう1つは出し方が正しくないということもあります。

 

 

たとえば

社員30名の平均給与を出したい場合、全体的にばらつきがなければ平均値で良いのですが、社員によってばらつきが大きい場合は、中央値で出した方が正確な数値になります。

こういった計算過程も考えてみると、
データについても深く掘り下げることができます。

 

データが変わると、数字も変わり、
結論が変わるってこともあり得ます。

 

データについては、
掘り下げて考えると、より正確な視点で捉えることが出来ますね。

 

 

曖昧な表現・言葉をつっこむ

これは、
入社間もない社員でも
すぐにできる質問内容です。

 

会議の中では、
読みづらい資料だったり
曖昧な表現だったり
分かりにくい言い回しだったり
することが往々にしてあります。

 

 

たとえば

クライアントに合意次第、実施予定
→するのかしないのか? 確度はどっち?

離職増が喫緊の課題。相談したい。
→採用したいのか、別の相談があるのか。

検討内容は以下の通り。
→検討ということは決まってないのか?この中で決まっているものはあるのか?

 

ここが不明瞭になると、
「ある部署では実施のつもりが、別の部署では実施しないと思ってた」なんてことが起こり得ますので、

曖昧な言葉や表現は明確にしておいた方が吉ですね。

 

 

両面を考えてみる

内容を捉える時は、
片方だけでなく、必ず両面を見るようにします。

 

・メリットとデメリット
・前工程と後工程
・売上と費用
・ベテランとビギナー
・自社と他社
・新規と既存
・賛成意見と反対意見
・営業担当の考えと製造担当の考え

 

など、両面を捉えていくと、
思わぬ落とし穴に気付きやすいです。

 

会議の発信者は、
たいていどちらか一方の視点で話すことが多いので、逆の視点で考えてみると、良い質問が出てきやすいです。

 

 

事実と意見を分ける

これも意外とありがちです。

 

会議の中で、発信者側の思いが高まると、
事実でなく意見が先行していることも多々出てきます。

 

また、資料などをみても、
事実だったり、意見だったり、
混合しているケースもよく見られます。

 

ここをごちゃごちゃにならないように
見極めすることが大事
です。

 

話を聞いている時、
資料を読んだ時、
辻褄が合わないと感じた時は、
事実なのか、意見なのか、

考えてみるようにしましょう。

 

もし意見だと感じた時は、
事実に対して、その意見が成り立つ
意図や背景を質問してみると、
より中身について理解が高まります。

 

 

まとめ

以上、会議で役立つ質問チェックリスト7選

 

  • 5W1Hを意識する
  • 批判的にみる
  • なぜ、なんのためと目的を捉える
  • データを疑う
  • 曖昧な言葉や表現をつっこむ
  • 両面を考えてみる
  • 事実と意見を分ける

 

会議の時は活用してみてください。

 

 

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