2022年読んだおすすめ本

不老長寿メソッド【若々しさを保つ】

今年も読書月間を開始します!
1月のテーマは、「健康・美容」です。

1冊目は、個人的に注目してる著者鈴木祐さんの「不老長寿メソッド」になります。

 

本の概要

「健康、若返り、若さを保つ」
といっても、
食事やスキンケア、運動、生活習慣の改善、リラクゼーションなどさまざまですが、
すべてに共通する原則があるということ。

それは、

苦痛 → 回復 → 往復

 

この3つのフェーズで構成されているということ。
このサイクルを回していくことが、若返りの鍵ということです。

それぞれ簡単に説明します。

フェーズ1「苦痛」

適度な苦痛が人間の能力を高めます。
例を上げると、運動です。
運動をすると、全死亡率も減らすほどの効果があるようです。
他にも、精神的トラウマなども苦痛が含まれ、成長を促し結果的に若返らせる効果があるようです。

 

フェーズ2「回復」

アスリートの世界でこんな格言があります。

「ハードに訓練せよ。しかし、それ以上にハードに休憩せよ」(引用)

 

苦痛ばかりではストレスを大きく抱えてしまいます。
そのため、人間には休憩する事も必要になります。
正しい休憩法を理解し、苦痛をうまく活かしていけば、若返りのシステムはよりスムーズに反応してくれるということです。

 

フェーズ3「往復」

実は上の「苦痛」と「回復」は、そのままでは作動しないことが多いです。
それは、現代のライフスタイルでは、これらをしなくても問題なく生きていけるからです。
ただし、使わないと肉体の機能が低下したり、精神機能が遅滞したりと、どんどん老ける現象になっていくのです。
そのために、往復させることで、苦痛と回復をサイクルさせ、若返りシステム常に作動させていく必要があります。

 

この3つの土台をもとに、
運動・食事・栄養・メンタル・睡眠・美肌・脱洗脳の観点で実践法が紹介されています。

若さや美容にはとても感心があります。
そして、これからも若々しさを保ち続けたく、
体と心両方をアップデートしたいと思います。

 

目次
PART 1理論編-正しく知る
Chapter1 苦痛⇄回復
PART2実践編-正しく苦しむ
Chapter2 運動
Chapter3毒とファスティング
Chapter4メンタル
PART3実践編-正しく癒える
Chapter5栄養素
Chapter6睡眠
Chapter 7美肌
Chapter8脱洗脳
PART4ロードマップ編-正しく行う
Chapter9ロードマップ

 

 

本書を読んで得られる効果

・若さを保つ食事法や運動法が分かる

・健康を維持できる秘訣が分かる

・日常ですぐにできる健康法がゲットできる

 

著者

・サイエンスジャーナリスト

・ブログ「パレオな男」では月間250万PV

・「最高の体調」「ヤバい集中力」「超ストレス解消法」など、他多数執筆

・ニコニコ動画「パレオチャンネル」を2018年に開設

本書は、DAIGOさんもめちゃくちゃ推薦してます。

 

ためになったポイント

内容が濃いため、
これすべて実践するのは正直無理です。笑

そのため、
誰でもすぐに出来そうで
ためになるポイントに
絞って紹介したいと思います。

ポイント① 日常の中で活動量を増やす

普段してない人が、いきなりランニングや筋トレをするのはハードルが高いと思います。

そこで、まず簡単な運動として
おすすめしているのが、
日常の活動量を増やすことです。

例えば、
・階段を一段飛ばして登る
・床ぶきを月1回から3回に増やす
・普段の歩く時間が15分なら、道を変えて20分にする
・歩くスピードを上げる
など、今の生活の中で簡単に
プラスαできるものに着目すると始めやすいです。

結果的に活動量を上げることになります。
苦痛を取り入れる上でおすすめです。

 

ポイント② 苦痛を与えるとっておきの成分

苦痛を取り入れるのに、おすすめがポリフェノールです。
ポリフェノールは、
軽い毒物として働くようです。

この苦痛が体内で刺激させ、エネルギー効率やDNAの修復能力の改善など、細胞レベルを若返らせてくれます。

では、どんなものが良いのかというと、
スパイスやハーブ類、ベリー類や赤紫色の野菜などになります。
※詳細はぜひ本書を!

摂取量は1日500mg前後が良いようです。

また、ポリフェノールを取ると癌や心疾患にある死亡リスクも低下するデータがあるようです。

私も、ペパーミント・ローズマリーなどのハーブティー、トマトやチェリーなどのポリフェノールの摂取を意識してみます。

 

ポイント③ 老けるストレス・若返るストレス

ストレスにも2種類あります。

人間の不満や今後の不安、過去の後悔などを繰り返すことは老けるストレス。
一方、何かに向かって努力するストレスは若返るストレス。

若返るストレスをつけるために
個人的な1番おすすめが、
利き手でない方の手を使う」です。

最初は不快感を伴いますが、小さなものから取り入れていくと徐々になれていき、良いストレスが出てくると思います。

良いストレスを持つことが大切ですね。

 

ポイント④カロリーの質の高い食べ物を食べる

若返る食事のポイントとして、カロリーの質があります。

質の高い食べ物を取り入れるには、
加工食品を減らして、
野菜をたくさん食べて、
上等な肉と魚を厳選すること
になります。

具体的には、
ほうれん草やレタス、ブロッコリーなどの緑黄色野菜や卵白や鶏むね、魚介などがカロリー質が高いようです。
※こちらも数多く載ってますので詳細は本書を読んだら分かります

私もほうれん草やブロッコリーなど緑黄色野菜はたくさん取り入れてますが、肌艶やスタイルに加えて快便や風邪ひかないなど健康面でも役に立っていると思いますね。

 

ポイント⑤ 質の良い睡眠で抑えるべきところ

質の良い睡眠ですぐ出来そうなところは、

以下の3点です。

寝室に時計を置かない
時計でまうこんな時間だなどの不安を解除します。
寝る前に換気をする
換気で二酸化炭素を減らします。
寝る前の1時間半〜2時間前に入浴
温度は40〜43度が良いようです。(シャワーでもOK)

 

できる限り睡眠環境を整えて、
質の高い睡眠にした方が回復力は上がりますね。

 

ポイント⑥ 正しいスキンケアを

結論から言うと、

日焼け止め、保湿、レチノイド」になります。

朝=クレンジング→保湿→日焼け止めの順番でケア
夜=クレンジング→保湿の順番でケア

 

本書で紹介されている成分やプロダクトのものを使いケアしていけば若々しい肌を保つことができると思います。
お肌に合ったスキンケア方法も載っています。

私はスキンケアはあまり詳しくなかったので、今後も色々と調べてみようと思います。

 

まとめ

以上、ためになったポイントをまとめると、

・+α活動量を増やす
・ポリフェノールの摂取を増やす
・利き手でない手を使うよう意識する
・緑黄色野菜の摂取を維持する
・質の良い睡眠を心がける
・「日焼け止め、保湿、レチノイド」でスキンケアを

 

「もう歳だから仕方ない」
「昔はあんなに痩せてたのに」
「10代の時に戻りたい」
など、諦める前に、本書で正しいメソッドを1つでも2つでも実践したら良いでしょう。

若さを保ちたい、若返りさせたい人には、
絶対読んで欲しい本です。

体も心も若さは、いつまでも持っていたいですね。

※ただし、取り入れた結果については、
自己責任であることをお忘れなく。

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