2022年読んだおすすめ本 仕事

超効率ハック【仕事の生産性を倍増させる本】

 

 

本の概要

 

・仕事でいつも時間に追われる
・何から手をつければ良いか分からない
・生産性が低い
・やることが多い
・仕事が片付かない

 

こんな状況に陥っていませんか。

 

本書は、このような問題点について、
少ない努力で最大の効果を生む方法について
紹介しています。

 

1番大切なのは、
しなくても良いことを増やすこと。

 

もっと言うと、
努力しなくてもすむように工夫すること。

 

ここが肝心です。

 

何でもかんでもやってしまうと、
当然時間がかかり、疲労も増していきます。

 

そのためには、
やらずにできる仕掛けが
必要であると感じます。

 

本書は、
時間」「段取り」「コミュニケーション」「資料作成」「会議」「学び」「思考」「発想」の8つの視点から、
生産性を上げる方法について紹介しています。

 

本書を読んで、
仕事の効率性、生産性を
上げてみてはいかがでしょうか。

 

 

著者

羽田康祐さん
・株式会社朝日広告社ストラテジックプランニング部プランニングディレクター

・ブログ「Mission Driven Brand」を運営

・他、『問題解決力を高める「推論」の技術』を執筆

 

 

本書を読んで得られる効果

効率的な仕事の進め方が分かる

「やる思考」でなく「やめる思考」に変われる

実践すれば仕事時間が減らせる

 

 

ためになったポイント

自分都合で進める

 

よくありがちなケース

業務に集中しようと思っても話しかけられたり、電話がなったりで仕事が進まない

こんなことってよくありますよね。

 

周りに振り回されないための
大事なマインドセットの1つ。

 

自分の都合で
仕事を進めていく
ということです。

 

これは、相手に自分の意見を押し付けるということではなく、先手先手で仕事を進めていくという意味になります。

 

ただし、
仕事においてはどうしても周りに合わせなければならない場面も多いかと思います。

 

特に、若手社員であればなおさらですね。

 

そこで、誰でもすぐにできる内容があります。
それはメール返信です。

 

メール返信は、
即レスをやめる
見る時間を決める
これを実施するだけでも、
振り回されず自分の時間を
捻出できると思います。

 

自分都合という意識、
生産性上げるうえで大事な要素ですね。

 

 

先読みを意識する

仕事で振り回されないためには、
先読みする力を養う必要があります。

 

ついつい、忙しくなると、
その場のことや緊急のこと、
自分のことに目が向きがちです。

 

ここで、しっかり先読みをする人としない人とでは、やはり仕事の成果もスピードも変わっていきます。

 

先読みで大事な要素はズバリ以下の3つです。

 

引用

・全体的な視野を持つ
・「この先、どうなりそうか?」を考える
・「今のうちに何ができそうか?」を考える

個人的に特に大事なのが、
全体的な視野を持つこと。

 

全体を俯瞰できる力があれば、
次にどんなことが起きそうか、
先を見越して今できることは何か
把握しやすいでしょう。

 

そのためには、
自身の仕事において好奇心と高いアンテナを持っておくことが大切だと思いますね。

 

 

会話では質問を意識する

分かってもらいたい、理解してもらいたい
気持ちが強いあまりに、話が長すぎるという
ことはありませんか。

 

そこで、大事なマインドセットが、
聞く側にまわり、質問を引き出すことです。

 

聞く側にまわった方が、
相手が意図していることが把握しやすく、
相手の意見が尊重しやすく、
ビジネスを円滑に進めやすくすること
につながります。

 

本書では、質問の引き出し方について、
いかのポイントが参考になります。

 

引用

質問の引き出し方
というと?
→話の背景や意図を引き出すことができる

具体的には?
→漠然とした発言内容を明確化できる

なぜ?
→相手の発言の真の目的や根拠、理由を引き出すことができる

ほかには?
→相手の思考を「それ以外」に向けることで「伝え忘れ」を防ぐことができる

もしx xの場合は?
→相手の許容範囲やストライクゾーンを絞り込んでいくことができる

 

上手な質問を用いて、
会話をスムーズに進めていきましょう。

 

 

資料は取捨選択する

仕事をしていると、
たくさんの膨大な資料を目にすること
もあると思います。

 

そうしたときに、
資料をしっかり読み込んでいては、
時間はあっという間に経ってしまいます。

 

そして、
資料をあとで読み込まなければという余計なプレッシャーもかかり、いま専念している仕事にも気が散るという事が発生します。

 

そのためには、取捨選択が大事です。

 

まずざっと読んで、
必要なところを部分部分でキャッチしていくことです。

 

引用

・いち早く使える情報の有無を確認する
・情報の信憑性を評価する

この2つを意識すると
資料の読み込みと生産性が
上がると感じます。

 

また、資料の読み込み方については、
こちら読書術の記事が参考になると思います。

 

 

フレームワークで考える

仕事で決断を下す場合、
どうしたら良いか悩むってことありますよね。

 

ベテラン社員だと、勘や経験から決断を下さることはありますが、若手社員の場合それがなかなか難しいと思います。

 

こうした時に頼りになるのが、
フレームワーク」です。

 

フレームワークとは?

共通して使うことが出来る考え方、問題解決、戦略立案などの枠組み・手法

フレームワークを利用すると良いのは、
全体定義が定まり、もれやダブりをなくすことが出来ることです。
結果、理路整然とした合理的な決断がしやすくなります。

 

イチから自分で何でも決めようとせず、
予め決まった型から取っ掛かりを作っていった方が効率的ですし生産性も高いと思われますね。

 

本書では、特に使われるフレームワークの一覧も載っています。

 

 

前提を洗い出して考える

・良い企画が思い浮かばない
・これぞというアイデアが出てこない

こんな時こそ、考えても考えてもなかなか好転しないのが関の山でしょう。

 

そんな時こそ、前提を洗い出すことです。

 

引用

・今の常識を洗い出す
・その常識を覆す

たとえば、新しい飲食店をオープンする時に、「どんな飲食店なら人が来るか」と考える前に、飲食店における前提を考えてみることです。

 

・飲食店はお客様が心地よくお食事をする場所
・飲食店はおもてなしの場所
・飲食店は入りやすい場所

など、そもそも当たり前と言われるような
常識、前提
から入ることです。

 

さらに、その常識に対して、
ほんとにそう?
逆だとどうなる?
など、常識を取っ払ってみると、
アイデアも出しやすくなるのではと思いました。

 

 

まとめ

以上、本書で私がためになったポイントは、

・自分都合で進める
・先読みを意識する
・会話では質問を意識する
・資料は取捨選択をする
・フレームワークで考える
・前提を洗い出して考える


になります。

 

効率的な仕事術を学んで、
生産性を上げていきましょう。

 

-2022年読んだおすすめ本, 仕事