2022年読んだおすすめ本

エグゼクティブな食事術【ベストコンディションを維持!】

本の概要

読書マンスリー2冊目は「食事術」です。
人間のからだは体内に入れたもので、コンディション・エネルギーが変わっていきます。

たとえば、
毎日ファーストフードで
食をすませてばかりでは栄養が偏り、
体調不良や疲れ、やる気怠慢などの
要因になるでしょう。

逆に、バランスのよい適切な食事をしていると、常にベストなコンディションは維持され快活な体を実現できます。

わたくしも学生時代は、外食・コンビニ弁当・ジャンクフードにカップラーメンと
栄養を気にせず気ままに食事をしていた
時期がありました。

そのころは気づきませんでしたが、
その後社会人になって、
・野菜、果物中心
・良質な水
・ジャンクフードやカップラーメンは食べない
といった生活を続けていくうちに、

昔は、
かぜを引きやすかったり、
頭がぼーっとしていたり、
やる気が起きなかったりしていたのも
食事のとり方にも問題があったのかなと、
あとになって実感しました。

人間のからだは、取り入れた栄養・成分でその人の健康状態が図られるといっても過言ではないくらい
食事に気を付けることは重要ですね。

本書のでキーワードとなっているのが、
「よいアブラをとること」

正直なところ、私自身、アブラ自体はさほど健康に関しては、プラスのイメージは持っていませんでした。

しかし、本書では良いアブラを取り入れることで、病気の克服はもちろん、勉強・仕事での成果、ダイエットなど数多くの効果実績をもたらしています。

大事なことが、

「糖質」ではなく「脂質」を取り入れること。

 

「脂質」をエネルギー源として使うことを、「ファットバーニング」と呼んでいます。

「ファットバーニング」こそ、人間が求めるエネルギー源であります。

本書では、ファットバーニングを目指すべく、常にベストコンディションを維持していくための食事法について紹介されています。

 

本書を読んで得られる効果

・ベストコンディションを維持するための食事法が学べる

・良いアブラのとり方について学べる

・読んだあとは、食事術についてその他大勢より一歩抜きん出ることができる

目次
Chapter 1 「シュガーバーニング」から「ファットバーニング」へ
Chapter 2 糖質の”甘い誘惑”にだまされてはいけない
Chapter 3 「良いアブラ」を増やし、「悪いアブラ」を減らそう
Chapter 4 「アブラ習慣」で24時間365日ベストな状態が続く
Chapter 5 アブラ効果を加速させる21日間「プチ断食」チャレンジ

 

 

著者

・ヘルスドクター、年収1億円を超える起業家

・ヘルス&ウェルネス専門のコンサルタント会社「エレベイズ・ヘルス」を設立

・5万人を超えるクライアントのライフスタイルの改善実績あり

・2014年度にビジネス系月刊誌「インク」にて、「クライアントのビジネスをもっとも成長させたトップ10のビジネスコンサルタント」にメディカル部門から選出される

 

ためになったポイント

糖質はほどほどに

食べ物の中にたくさんの糖質が
含まれています。

ケーキ・スイーツ、パン、麺類など
あらゆるところに糖質はありますね。

少し驚く内容が

1万年前の人類が取っていた糖質は、1年間でわずか小さじ22杯。
今ではなんと1年間で約63キロ、小さじ21万1400杯もの糖質を取っている
(引用)

 

そもそも人類は
糖質を多く取ってなくても生活が
できるのですね。

糖質の中でも、でんぷんの多い炭水化物は、栄養素は行き届かなく、おかず類を欲し、
満腹になるまで食べてしまうという落とし穴が存在するようです。

結果的に、体重が増えるという状況になります。

糖質を全くとらないというのは不可能ですが、意識して摂取をコントロールすべきかなと思いました。

 

ファットバーニングを意識する

エネルギーの上下動が激しく、安定しない「シュガーバーニング」のシステムでは、
とてもベストの状態を保つことはできない(引用)

 

シュガーバーニング」は、糖質燃焼型
ファットバーニング」は、脂肪燃焼型

何時間も授業を受けたり、仕事を進めたりすると、頭が疲れて機能しないってことがあると思います。

これは、糖質を多く取り入れている場合、
インスリンが大きく影響し、糖質が入ると増える、なくなると減るという上下動が
発生するために起こり得ています。

インスリンが減った状態が発生するので、脳が働かない・眠くなるという状況が発生します。

これらを防ぐには、糖質ではなく脂質を取り入れること。

人間はもともと脂質を求めているため、脂質を取り入れることで、
体を常に安定的なコンディションに保つことができるということです。

具体的な脂質の食事法は本書をご覧ください。私も実践してみようと思います。

 

必須脂肪酸を取り入れる

良いアブラの中で、
本書で特におすすめしているのが
必須脂肪酸」です。

アブラには、
飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の
2種類があります。

①「飽和脂肪酸」→常温では固形(バターや肉の脂身など)
②「不飽和脂肪酸」→常温では液体(植物性や魚のアブラなど)

 

②には、「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」に分けられ、
多価不飽和脂肪酸」は人間の体では手に入ることができないため、
必須脂肪酸」と呼ばれています。

「必須脂肪酸」には、オメガ6とオメガ3がありますが、具体的な種類については、
本書にたくさん載っているので、読んでみると参考になります。

アブラを意識していたのは、エキストラバージン程度だったので、
今後は必須脂肪酸のバランスも取り入れていきます。

 

■まとめ
以上、私がためになったポイントは、

・糖質はほどほどにする
・ファットバーニングを意識する
・必須脂肪酸を取り入れる

になります。

 

普段から意識していた「野菜・果物」をふくめ、今後は、良いアブラも意識して、コンディション状況を把握していきたいと思います。

ベストコンディションを維持するための食事術を学びたい方は、本書は勉強になりますね。

 

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