成功哲学

No. 1理論

ビジネス、スポーツ、恋愛、あるいは日常生活においてどんなことも、すべて自分の願望通りになる方法があるとしたら誰もが実践することでしょう。

その一方、そんなことあるわけないと初めから諦めてしまっている方もたくさんいると思います。

著書は、スポーツ界などでメンタルトレーニングの指導にあたり数々の多大な実績を上げています。

本書は、誰でも願望を実現できること、そのために大切なのは運やツキに重きを置いているかという点に注目しています。
また、運やツキを上げるには、感情・イメージ・思考の3つをプラスにしていくことだと説明しています。
これらをふまえた、考え方を取り入れれば願望実現は簡単であるということです。
けっして努力だけでは成功できません。
正しいメソッドを学ぶ必要があります。

あなたは以下の項目について、どれだけ当てはまりますか。
①自分は悪い過去の結果を引きずるほうである
②生活をいつも楽しんでいる
③自分は気持ちにムラがあるほうである
④相手が強いほど闘争心が湧く
⑤仕事(練習)がつまらないと思うことがある
⑥自分は運がよいと思っている
⑦自分は他人と比べて、弱い点があると思っている
⑧一度目標を決めたら、必ず達成する自信がある
⑨辛いことがあると、つい口に出してしまうほうだ
⑩自分の力を信じている
⑪自分は弱音をはくほうである
⑫将来自分は、必ず大物になると思っている
(P75)

偶数になっている項目が多いければ多いほど、プラス思考の持ち主(成功体質)であると言えます。
このプラス思考がツキを生み出すには不可欠になります。

一流と二流の違いは、世間で思われているような努力の差ではなく、ツキの差です。」(引用)

これは、ビジネスマンを始め、スポーツ・芸能界・恋愛など様々な面で当てはまります。
ツキの差は、脳で作られ、過去の記憶でなく、それを変えてしまうほどの思いの強さがツキを引き寄せます。それが他人へと伝わり、やがて他人があなたへツキを運んでくれるのです。

本書を読んだ個人的な見解では、まず願望実現する上で大切なことは、「自分が何を望んでいるか」を明確にすることです。ここがぶれていたり不明瞭であると、脳もインプットがしっかり出来ず結果が出せないという状況に陥ります。

成功は全てイメージからというように、
一度、ゆっくり時間を取って何を望んでいるか考えてみることを、オススメします

きっかけは、周りもそうだからとか昔からこれが好きだったからなどなんでも良いです。

読むだけでエネルギーが湧いてくる本です。
努力しているのに中々実らない人、大きな夢にチャレンジしていく人は一度読んでいただくことをオススメします。

最後にためになった部分をピックアップします。

人間の脳は「具体的で、イキイキとしたイメージ」をインプットされたときに、その実現に向かって全力で動きだすようにできている(P32)

「自分が何を望んでいるか」を最初に明確にしておくことが必要(P33)

一流と二流の違いは、世間で思われているような努力の差ではなく、ツキの差です(P115)

大切なのは過去の記憶データではなく、それを変えてしまうほど強烈な今の「思い」です(P118)

成功をイメージングするときは、それを達成する「時間」「場所」「そのときの自分の喜び」「まわりの人々の様子」までを、ビデオを見るように具体的に思い描きます。これができると、その成功イメージを、私たちの脳は経験として受け取ることが出来るのです。(P139)

「自分は必ず成功する運命にある」ーそのような最高のプラス思考ができるのは、自分の過去や現在の環境、まわりの人に感謝している人間だけなのです。
成功者が共通して持っている「運命的な力を感じる能力」のキーは「感謝」です。(P181〜182)

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