Excelは仕事における最高のツールです。
・データ分析ができる
・情報整理ができる
・関数で瞬時に計算ができる
・売上管理ができる
・人数の増減把握ができる
・マクロで自動化ができる
など、Excelを活用できると仕事の幅も広がります。
その中で、さらに作業効率が高まるのが、ショートカットによる時短術。
単発だけだとそんなに効果は期待できませんが、Excelは繰り返し動かす作業が多いため、マウス作業をキーボード作業に変えるだけで劇的に作業スピードが変わります。
これをマスターすると、ストレスフリーで業務をすすめることが可能になります。
私が、企画業務や人事業務など10年以上携わった中でExcelを活用しこれだけは身につけた方が良いおすすめのExcelショートカット術について12選紹介します。
※こちらはExcel2019に対応ですが、ほぼ他のバージョンでも活用できます!
Contents
■これだけはおさえておきたいExcelショートカット術12選
基本技
全セルの選択
Ctrl + A
全体の体裁を整える際に利用します。
値が入力されているセルで上記を入れると、値のみ全セル選択ができます。
行全体/列全体の選択
行全体:Shift + スペース
列全体:Ctrl + スペース
フォントの設定や削除するときに覚えておくと便利です。
ちなみに削除するときは、上記に加えてCtrl+「-(マイナス)」で削除ができます
文字から文字への移動
Ctrl + 矢印
文字間に空白があった場合も文字から文字へ移動することができます。
操作の取り消し
Ctrl + Y
これ結構使うと思います。マウスで動かすと案外手間がかかります。
上書き保存
Ctrl + S
突如固まってデータが消えることがないように定期的に押す習慣をつけておきましょう。
検索/置換
検索:Ctrl + F
置換:Ctrl + H
文字入力したあとは、Tabで移動しEnterを押すと反映されます。
応用技
文字色の変更
Ctrl + H + F + 数字1
フォントカラーのパレットが表示されますので、好きな色を矢印+Enterで決めることができます。
背景色の変更
Ctrl + H + H
背景色のパレットが表示されますので、好きな色を矢印+Enterで決めることができます。
列幅の自動調整
Alt + H + O + I
IをWに変えると、幅の数値を調整することもできます。
数値に桁区切りのカンマ
Ctrl + Shift + 1
収支分析や売上管理など金額を入れる際に活用できます。
ウィンドウの固定
Alt + W + F
「行全体/列全体の選択」で上記作業をすると簡単に固定できます。
数字が多い場合など活用用途が多くなります。
アプリケーションの切り替え
Alt + Tab
現在開いているアプリケーションが表示されますので、アプリ表示を切り替えした場合は、Tabで順々に移動して選ぶことができます。
ショートカット癖をつけるための極意
ショートカットを覚えたくてもすぐに覚えるのは難しいと思います。
そこで助かるのが、「Alt」キー。
Excel上で、「Alt」キーを押せば、メニューバーにそれぞれショートカットの解説が出ます。
最初はそちらを見ながら進めていくと次第にできるようになっていきますね。
まとめ
以上、私がおすすめするExcelショートカット術12選について
●基本技
・全セルの選択
・行全体/列全体の選択
・文字から文字への移動
・操作の取り消し
・上書き保存
・検索/置換
●応用技
・文字色の変更
・背景色の変更
・列幅の自動調整
・数値に桁区切りのカンマ
・ウィンドウの固定
・アプリケーションの切り替え
になります。
Excelを使う方は必見。
まずはこの12選をマスターしておくだけでも変わると思いますよ。
ショートカット術を学ぶ、作業効率を劇的に上げていきましょう。