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本の概要
健康・美容本の4冊目。
今回のテーマは「ウォーキング」です。
コロナ禍で、運動不足になり、ますますウォーキングを意識していきました。
加えて、以前の記事ではウォーキングには節約効果もあり一石二鳥であることをお伝えしてきました。
ウォーキングでは、心身リフレッシュ、ストレス解消やダイエットなど多くの効果があることで知られてますね。
そんなウォーキングですが、
もっと驚くべき効果があることが分かりました。
それは、「脳」です。
さらにいうと、「運動脳」。
歩くことで脳全体にエネルギーをもたらし、
脳の活性化につながるのです。
これらは、
うつ、ADHD、イライラ、やる気低下、認知症などの予防にも役立つということです。
ぜひ、ウォーキングを取り入れて、
脳を快活にしていくべきですね。
著者
「加藤俊徳」さん
・脳外科医、医学博士
・株式会社「脳の学校」代表
・独自開発した加藤式脳画像診断法を用いて、子供から高齢者まで1万人以上の診断、治療を実施
・他「アタマがみるみるシャープになる!!脳の強化書」、「脳とココロのしくみ入門」など多数執筆
第2章 なぜ、ウォーキングが最強の脳トレなのか?
第3章 脳番地を使いこなす16のアレンジ・ウォーキング
第4章 運動脳と7つの脳番地強化トレーニング
第5章 脳を楽しくさせるウォーキング生活の工夫
本書を読んで得られる効果
・ウォーキング凄まじい効果がわかる
・目的別にウォーキングの活用方法がわかる
・ウォーキング生活を取り入れ、脳をさらに活性化させることが可能
ためになったポイント
1日に必要なウォーキング量は?
脳の活性化につながるウォーキング量については、以下になります。
1日に歩く時間:80分
1ヶ月に歩く距離:120㎞〜
・デスクワーク中心(脳の健康状態を維持したい方)⇒
1日に歩く時間:60分
1ヶ月に歩く距離:90㎞〜
・デスクワーク+立ち仕事
⇒
1日に歩く時間:40分
1ヶ月に歩く距離:60㎞〜
コロナ禍では運動不足の方が多いと思います。
デスクワーク中心の人で
知的生産性を上げるためには、
1日4、5㎞は歩く必要があります。
歩く機会が少ない方は、
運動不足という「運動負債」が
気付かぬうちに蓄積されます。
「運動負債」が増えると、
免疫力の低下や記憶力の低下、気持ちの浮き沈みなどの症状がでやすくなりやすいため、意識的に歩く習慣をつけていく必要がありますね。
特にこんな症状をお持ちの方は、
ウォーキングを強くお勧めしております。
・やる気がでない
・ADHD、忘れ物が多い、記憶力が低下している
・依存症がある
・疲れが取れない
・心の病がある
・よく眠れない、睡眠障害がある
(引用)
本書でもおすすめしてますが時間がない方は、室内外含めてこまめに歩いて動くことを
取り入れてみるのもありだと思います。
アレンジ・ウォーキング
ウォーキングは運動脳と関連していると
お伝えしました。
その運動脳には、
7つの脳番地と連動しており、
どこの脳番地を働かせたいかによって、
もたらす効果も変わっていきます。
7つの脳番地とは、
・視覚系
・思考系
・聴覚系
・理解系
・伝達系
・記憶系
(引用)
に分別されます。
本書では、これら脳番地を刺激させるための
16種類のおすすめウォーキング法が紹介されています。
目的に応じて活用することができます。
個人的には、
◯コースチェンジ・ウォーキング(決断力を上げる)
◯買い物・ウォーキング(計画性がつく)
◯ラジオ・ウォーキング(理解力が上がる)
あたりがおすすめです。(詳しくは本書を!)
メンタルを強くするには!?
結論、脳が関わってきます。
運動脳に加えて、
前頭葉の思考系脳番地を働かせる事で、
やる気をみなぎらせることができます。
この脳番地が、「やりなさい、働きなさい、頑張りなさい」と人間へ喝を入れて、心身を強化させていくのです。
物事をやり遂げる人
メンタルが強い人
頑張れる人などは、
それだけ「できる脳」を
もっているということです。
さらに、
こういった力を身につけていくためにも、
ウォーキングをすることで
脳を強化させていった方が良いですね。
まとめ
以上、私がためになったポイントは、
・アレンジウォーキングで脳番地を刺激させる
・運動脳と脳番地を連動させ強固な心身を作る
というポイントになります。
コロナ禍は運動不足に陥りやすいですね。
ウォーキングを取り入れて、運動脳を鍛えていきましょう。