読書

高配当株に挑戦【投資信託以外でも資産構築】

 

 

 

 

本の概要

「お金・資産運用」の4冊目は、
高配当株!

 

投資初心者には、
iDeCoやつみたてNISAがリスク低く安定的な
運用にはおすすめです。

 

ただし、より利率を上げて運用をしたい場合は、
他の商品も合わせて資産形成していく必要があります。

 

そこでおすすめなのが、
「高配当株」になります。

 

配当利回りの高い株へ投資し
長い目でリターンを狙っていけば、
iDeCo+積み立てNISAに加えて、
さらに大きな資産構築が期待できます。

 

 

本書で捉える高配当株は、
以下の6つであると定義しています。

 

引用

①現状の配当利回りが高い(3%以上)か、今後配当が増えて将来的に配当利回りが高くなりそうである

②業績が順調に伸びていて、配当だけでなく値上がり益も狙える

③業績・財務面から見ても割安である(PERやPBRが市場平均より低い)

④長期的に増配傾向である、または長期的に減配していない

⑤自社株買いや株主優待など株式還元に積極的である

⑥内部留保や現預金が多く、業績予想の進捗率が高いなど、増配の可能性が高い

 

 

本書では、
高配当株の見極め方売買タイミング、中長期でリターンを得るための形成方法、注目業種について、紹介されています。

 

高確率でリターンを得る
高配当株の方法が学べます。

 

 

 

著者

藤本 壱さん
・ソフトメーカー勤務を経て、現在はパソコン、マネー関連の執筆とファイナンシャルプランナーとして活動

・「手堅く短期で効率よく稼ぐ 株カラ売り5つの戦術」「実戦相場で勝つ!株価チャート攻略ガイド」他複数執筆

・パソコン関連のホームページとブログあり

 

 

目次

序章  資産を増やしたいなら高配当株投資
第1章 高配当株探しの基礎知識
第2章 高配当株の買い方・売り方とタイミング
第3章 高配当株投資で中長期的な資産形成
第4章 これから注目の投資テーマと高配当株の多い業種
第5章 中長期的で持てる厳選高配当株20

 

 

本書を読んで得られる効果

iDeCoや積み立てNISA以外で安定したリターンを見込める資産運用が分かる

安定的に高配当を得るための企業の目利きが分かる

実績のある著者がおすすめの厳選20株の情報を貰える

 

 

 

ためになったポイント

 

買い時のタイミング

本書では売買時の良いタイミングについて
何点か紹介しています。

 

初心者の方が実施する上で
個人的なおすすめは、
市場下落時を見定めること

 

これが、やりやすい方法だと思います。

 

引用

市場全体を揺るがすような大きな問題があれば、有料銘柄であっても株価は下がることが多いです。そういったタイミングは買うのに適しているでしょう。

 

 

急落自身もをすぐにキャッチし、それに関連する業界の株を見ていけば、多くの値上がりが期待できますね。

 

 

最近の例で言うと、
コロナショック。

 

 

こういった急落事象を見定めて、
優良株を購入していく
と、今後値上がる
可能性が高く、狙い目であるということです。

 

 

そしてもう1つ良い点が、市場全体を把握していれば、世の中の経済状況や企業動向も掴みやすく、企業の目利きが上がる可能性も高いですね。

 

 

視野は必ず中長期で

現預金だけでは将来リスクが考えられます。

21年3月時点においても、
金融資産の約7割は預貯金・保険・年金との実態であります。

 

株や投資信託に占める割合は6分の1程度

 

おそらく、割合が低い理由は、
資産が下がる懸念があることだと
思われます。

 

そこで大切な考えが、
株式投資は中長期で考えること。

 

 

目先の値上がり値下がりで、
一喜一憂しないこ
とです。

 

 

大きな狙いは控えて、
安定的に高配当を得て小さな値上がりを期待できる株を運用し続けることです。

 

株の見定め、中長期での運用を実施すれば、
将来的には大きなリターンを見込めます。

 

 

本書では、
その見定め方や優良株の見つけ方が紹介
されている
ので、大変勉強になりますね。

 

 

 個人的に注目の業種2選

本書の第4章では、
注目の業種が載っています。

 

私は中でも注目していきたいのが、
DX関連」と「サブスク関連」です。

 

 

D X関連

DXは、
より進化し日常で常態化していくことが
予想されます。

 

たとえば、

・外出中にスマホで自動掃除機をONにし部屋の掃除を開始
・スマホで自分の体型や容姿にあった服がラインナップされお店で購入する
・自宅で旅行を体験できるバーチャル空間

 

など、こんなこともどんどん
定着化していくのではないでしょうか。
勝手な予想ですが笑

 

DXは私自身もどんどん
携わっていきたいので、
企業にも前向きに投資していきたい
と思います。

 

 

サブスク関連

もうひとつは、コト消費の代表格。
サブスク関連です。

 

私も、
Amazon prime
Netflix
Apple MUSIC
など、コロナ禍を機にサブスクのニーズの
高さを実感しています。

 

これらに共通するのは、
物がなくサービスを受容できる点です。

 

今後もモノを所有するという発想から、
モノを共有する発想
どんどん変わっていくでしょう。

 

特にサブスクを小さな時から目にしている10代、20代前半の世代はますます広まっていくことが予想されますね。

 

サブスク関連は非常に興味ありますので、
企業動向を押さえて、投資を視野に入れたいと思います。

 

 

 

まとめ

以上ためになったポイントは、

 

・急落市場を狙う
・高配当株の資産運用は必ず中長期時点で
・注目のDX、サブスク関連を押さえる

 

これらを意識し、
早速高配当株をチェックし、
資産運用を開始していきます。

 

iDeCoや積み立てNISAだけだと物足りない方
高配当株に興味がある方
本書はおすすめです。

 

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