2022年読んだおすすめ本 読書

年収300万からFIREする方法【少ない収入でも実現可能】

 

 

本の概要

「お金・資産運用」の2冊目は、
年収300万円からのFIREについてです。

 

本書では、
年収が300万円でも、
FIREすることは十分可能である

伝えています。

 

 

FIREを実現するためには、
年収が高いことでもなく、
生活費を低く抑えることでもなく、
収入の一定割合を貯蓄すること
が1番大事であるようです。

 

著者は、
年収300万円時代から、お金を殖やすため、
起業を起こし、売却後に資産運用を行い、見事FIREを達成しました。

 

そして、嬉しいことに
資産額1億円以上層のうち、
4人に1人は、年収500万円以下の会社員だということです。

 

このデータを知るだけでも、
意識次第でFIREは決して夢物語ではない
ことが分かりますね。

 

また、本書はFIREだけに限らず、資産運用の初心者の方にもおすすめめす。

 

将来の大きなリターンが生みやすい、
資産運用方法が紹介されてます。

 

 

・資産運用は普通預金のみ
・資産運用方法がよくわからない
・何から始めたら良いかわからない
・将来FIREを目指したい

 

こういう方は、具体的な運用の仕方が載っていますので、本書で学ぶことをおすすめします。

 

 

著者

山口貴大さん(ライオン兄さん)

・株式会社バイアンドホールド代表取締役社長

・TikTok、YouTubeでは「ライオン兄さん」として活動

・2021年10月4日に「資産運用をしよう」の1時間TikTokで同じ文言をいう人の動画最多数でギネス認定を記録

 

 

目次

第1章 「投資すべき」は「あおり」でもなんでもなく統計的に正しい
第2章 なぜ「年収300万円」でもFIREできるのか?
第3章 失敗のしようがない「インデックス投資」のコツ
第4章 投資に丸ごと生かす「米国経済」のポイント
第5章 資産が”自動“で増える「FIREマインド」とは?

 

 

本書を読んで得られる効果

少ない年収でもFIRE達成できるノウハウがわかる

普通預金以外での資産運用の必要性がイチから理解できる

具体的に投資すべき商品・銘柄も把握できる

 

 

ためになったポイント

普通預金だけでは危ない理由

普通預金だけでは超低金利のため、
リスクが伴います。

 

なぜかというと、
今後物価は上がるが、金利は全く変わらない状況が想定からです。

 

どういうことかというと、
お金の価値が事実上さがり、
何もしないでいるとお金が減っているのと
同じ状態
であることからです。

 

かつての日本は、
高金利社会でした。

 

定額貯金を10年も運用していれば、
利回りは12%程度はついていたようです。

 

でも、今はいくらでしょう。

 

0.002%。

 

これだと、0と何ら変わらないですよね。

 

そのため、投資をすることがリスクではなく、
普通預金に全てを預けていることがリスク
と言えますね。

 

将来お金を殖やしたければ、正しいマネーリテラシーをつけて、資産を構築していくことが、今の日本人にとって必要な要素であると思います。

 

 

鉄則4%ルール

一概にFIREといっても、
種類は大きく4つにタイプ別できます。

 

 

FIRE4タイプ

Fat FIRE
→資産収入のみで生活できる

Lean FIRE
→資産収入のみで生活できるが、アスリート並みの倹約努力が必要

Coast FIRE
→資産収入のみで生活できるが、趣味として片手間に仕事するストレスフリーなライフスタイル

Barista FIRE
→資産収入+労働収入で生活するセミリタイア的なFIRE

(引用)

 

 

まずFIREを目指す上では、
自分がどのタイプを目指していくかで、
進め方も変わっていきます。

 

最初は、BaristaFIREをして、最終的にFat FIREを目指していくやり方などもあると思います。

 

いずれにしろ、
FIREする上で欠かせないのが、
資産運用です。

 

浮いた資金を投資に回す。

 

ここで、大事になるのが4%ルールと伝えています。

 

年間支出の25倍の資産を米国株インデックスで築き、年間4%ずつ売却し、その4%の売却益と配当の範囲内で生活をする
(引用)

 

ここでポイントとなるのが、
資産の取り崩しは4%で考える
米国株で運用

 

資産を5000万円でFIREしたい場合は、

5000万円(資産)✖️4%(運用利回り)=200万円

 

1年間200万円の支出に抑えることが出来れば、
この時点でFIREは可能だということです。

 

さらに、運用先は米国株であることです。

 

 

米国株はこれまでの歴史を遡っても、平均7%前後の利回りを保持してきました。

日本株と上昇率を比較しても、10倍くらいの開きがあるのです。

 

そのため、米国株で運用することが強くおすすめされてる所以です。

 

年間4%で取り崩しを考え、
運用先は米国株にする
という概念がFIRE実現に向けては
必要ということですね。

 

一言

本書では、米国株が高い利回りを保持できる背景や経済状況も載っているので非常に勉強になります。

 

 

生活レベルの引き上げに注意

前回の「お金が増える強化書」同様に、
生活レベルについて、本書でも指南しています。

 

いくら収入が増えても、
使うお金がその分大きいと、いつまで経っても資産は増えないということです。

 

 

本書で特にケアを意識しているのが、

・家
・車
・保険

の3大支出。

 

この部分は必要性と自分の状況を見極めた上で購入を検討していく必要があるのかと思います。

 

 

たとえば、

・家の購入がその場所が大好きで家族と一緒に居心地の良い空間が叶えられるから購入。
今後引っ越しする可能性もあるし、物価価値も下がるから賃貸に住む。

・現在、独身であれば掛け捨ての病気の保険に入る。

など、必要性を十分加味する必要があると
感じました。
(それにしても家の購入は一大決心なので、私も持ち家か賃貸かはとても悩みますね)

 

一言

節制の部分は紙一重だと思います。
なんでもかんでも倹約しすぎると、それはそれでストレスになってしまいますので、自分が今後の活力になるものであれば、投資にもなりうるので、良いのかなと思います。(仮にそれが車である場合も同じですね)

 

 

まとめ

以上、私がためになったポイントは、

・普通預金のみは今後も危険
・資産の取り崩しは4%ルール
・収入が増えても生活レベルは注意する

本書を読んで、
将来の資産を殖やしていきましょう。

 

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